宋・遼・金とは? わかりやすく解説

宋・遼・金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:24 UTC 版)

中国の書道史」の記事における「宋・遼・金」の解説

宋・遼・金(960年 - 1279年書人筆跡書論北宋960年 - 1127年南宋1127年 - 1279年遼・金916年 - 1234年) 宋は、五代最後の王朝、後周将軍趙匡胤天下統一して初代皇帝太祖となってから約320年間に亘った。しかし、167年続いた後、いったん滅び、後に南方再興した初め時代北宋といい、再興してからを南宋というが、この2つの期間は、政治・社会文化の上から大き変動があり、書の上からも区別される

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宋・遼・金

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中国の書家一覧」の記事における「宋・遼・金」の解説

詳細は「中国の書道史#宋・遼・金」および「中国の筆跡一覧#宋・遼・金」を参照 時代通称生没年別称など代表作書論など備考北宋 徐鉉 916年 - 991年 鼎臣 号…騎省、別称…大徐 『説文解字』を校訂した。 北宋 徐鍇 920年 - 974年 別称…小徐 説文繋伝 徐鉉の弟、兄とともに説文解字』を校訂した。 北宋 太宗 939年 - 997年 姓…趙、名…匡義・光義・炅 淳化閣帖 第2代皇帝草書よくした北宋 王著(おう ちょ) 生年不詳 - 990年? 知微 淳化閣帖 書法鑑定よくした北宋 建中(り けんちゅう945年 - 1013年 得中 号…巌夫民伯、別称西台 同年帖 各体をよくしたが、最も行書長じた北宋 林逋 967年 - 1028年 君復 諡…和靖、別称鶴子 詩巻 詩書画・行草よくした北宋 周越 不詳 不明 官名膳部 北宋 舜元(そ しゅんげん) 1006年 - 1054年 才翁 蘇舜欽の兄 北宋 蘇舜欽 1008年 - 1048年 子美 舜元の弟 北宋 蔡襄 1012年 - 1067年 君謨 謝賜御書詩表 宋の四大家一人北宋 蘇軾 1036年 - 1101年 子瞻 号…東坡 黄州寒食詩巻 東坡題跋 宋の四大家一人北宋 長文しゅ ちょうぶん) 1039年 - 1098年 伯原 号…楽圃 墨池編、続書北宋 黄庭堅 1045年 - 1105年 直 号…山谷・涪翁 李太白旧遊詩巻黄州寒食詩巻跋伏波神祠詩巻 山谷題跋 宋の四大家一人北宋 蔡京 1047年 - 1126年 元長 鶺鴒頌跋 北宋 米芾 1051年 - 1107年 元章 号…海嶽南宮 張季明帖蜀素帖 海嶽名言 宋の四大家一人北宋 薛紹彭(せつ しょうほう不詳 道祖 号…翠微居士 元章召飯帖 収蔵家、米芾交友あり 北宋 黄伯思 1079年 - 1118年 長睿・霄賓 号…雲林子 東観余論法帖刊誤 北宋 趙明誠(ちょう めいせい) 1081年 - 1129年 徳甫 号…帰来金石北宋 徽宗 1082年 - 1135年 姓…趙、名…佶 大観帖 第8代皇帝 北宋 米友仁 1086年 - 1165年 元暉 号…海嶽後人・懶拙老動止持福帖、米芾草書九帖跋 米芾の子王庭筠おう ていいん) 1151年 - 1202年 子端 号…黄華老人 行草よくした金 章1168年 - 1208年 姓…完顔、名…璟、女真名…麻達 徽宗張萱搗練図題字 第6代皇帝 南宋 高宗 1107年 - 1187年 姓名趙構 徽宗文集序 翰墨初代皇帝徽宗の第9子。 南宋 呉琚(ご きょ) 不詳 居父 号…壑、退思堂 橋畔垂楊七絶詩 玉麟堂帖 南宋 陸游 1125年 - 1210年 務観 号…放翁 老友行草よくした南宋 姜夔 1125年 - 1231年 堯章 号…白石道人 続書南宋 范成大 1126年 - 1193年 致能 号…石湖 西塞漁社図巻南宋 朱熹 1130年 - 1200年 元晦・仲晦 号…考亭・晦庵・雲谷老人尊称朱子 劉子羽神道碑 学問大家朱子学南宋 張孝祥ちょう こうしょう) 1133年 - 1170年 安国 号…于湖 朝陽亭記 張即之の伯父 南宋 張栻 1133年 - 1180年 敬夫 号…南軒 某公行状残巻 南軒集 南宋 無準師範 1177年 - 1249年 仏鑑禅師、姓…雍 与聖一国師尺牘 仏鑑禅師語録 禅僧 南宋 張即之 1186年 - 1266年 温夫 号…金剛般若波羅蜜経 南宋 趙孟堅(ちょう もうけん) 1199年 - 1295年? 子固 号…彝斎 論書 趙孟頫従兄 南宋 文天祥 1236年 - 1283年 宋瑞・履善 号…文山 詩書 南宋 陳思(ちん し) 不詳 続芸 書苑菁華 南宋 呉説(ご えつ) 不詳 傅朋 号…練塘・紫渓真逸 遊糸書(連綿)を得意とした。 周越(しゅう えつ、生没年不詳北宋の書家。越は名、官名膳部という。仁宗朝のころに書で名を知られた人で、その当時、周越に書を学ぶ人は多く黄庭堅年少のときの師である。その書風王羲之風の保守的なものであったという。欧陽詢の『草書千字文』(拓本)の末尾に周越の跋がある。 黄伯思(こう はくし、1079年 - 1118年北宋の書家。字は長睿、別の字は霄賓、雲林子と号した邵武軍邵武県の人。官は秘書郎篆・隷行・草飛白ともによくした。著に『東観余論』、『法帖刊誤』などがある。 張即之(ちょう そくし、1186年 - 1266年南宋書家。字は温夫。寮と号す。官は司農寺丞。和州歴陽県の人。叔父張孝祥も書をよくした。即之の書はほとんどが楷書で特に大字良いとされているが、当時としてはかなり独特な書風であり、古来評価まちまちであったその中で董其昌高く評価している。その書は禅僧によって日本の禅伝来し本阿弥光悦等に影響与えた作品には楷書の『金剛般若波羅蜜経』(こんごうはんにゃはらみつきょう)、『大方広仏華厳経』(だいほうこうぶつけごんきょう)などがある。

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