徽宗文集序
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「徽宗文集序」(きそう ぶんしゅうのじょ)は、紹興24年(1154年)の書で、先帝・徽宗の文集百巻に、高宗自ら小楷で書した序文である。前半部分が失われ、現在32行が存在している。書風は温雅で気品が高く、極めて自然に悠々と筆を運んでいる。高宗は黄庭堅、次に米芾に学び、最後に二王を学んだといわれるが、この序文は黄庭堅や米芾の影響を脱し、唐人以上の激跡と評される高宗の代表作である。紙本・縦27.4cm、全長137cm。
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