拓本
拓本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:11 UTC 版)
原石が破損しているため、特に靖康の変以前に作られた宋拓本は文字資料として貴重である。 范氏天一閣本:北宋時代の拓本で462字あり、古くより公開されているため、のちの刻本やレプリカのモデルになっている。1860年、内乱の際に亡失。 先鋒本:最古の拓本とされ、480字が読み取れる。東京・三井文庫所蔵。 中権本:不明瞭ながら500字が読み取れる最多字数の拓本で、法書としてこの拓本がよく取り上げられる。東京・三井文庫所蔵。 後勁本:先鋒本・中権本とともに明時代の金石家だった安国のコレクションで、497字が読め、法書としてよく供される。東京・三井文庫所蔵。 ウィキソースに石鼓文の隷定文の一例があります。
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