『隋書』とは? わかりやすく解説

『隋書』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:52 UTC 版)

卑弥呼」の記事における「『隋書』」の解説

桓帝霊帝の間(146年 - 189年) - 倭国大乱189年前後か? - 卑彌呼という名の女性がおり、鬼道を以てよく大衆魅惑したが、ここに於いて国人は王に共立した。

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『隋書』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 07:47 UTC 版)

倭・倭人関連の中国文献」の記事における「『隋書』」の解説

ウィキソース隋書倭国伝の原文あります隋書の「卷八十一 列第四十六 東夷 俀國」に記載があるが、倭国ではなく俀国と書かれている。 「男女多黥臂點面文身男女多く臂(うで・ひじ)に黥(げい)し顔に点し身に文し、没してを捕る とある。『魏志倭人伝記事焼き直しでなく、608年の隋使裴清裴世清)の一行見聞観察基礎したものであれば7世紀初頭倭人社会についての資料となる。また、新羅 百濟皆以俀爲大國 多珎物 並敬仰之 恒通使往來新羅百濟は、みな俀を以て大国にして珍(寳)物多しとなし。並びにこれを敬い仰ぎて、恒に使い通わせ往来す とあり、新羅百済が、共に、大国にして宝物の多い俀を尊敬し、常に使い通わせていたとの記述思われる。 「開皇二十年 俀王姓阿毎 字多利思北孤 號阿輩雞彌 遣使詣闕 上令所司訪其風俗 使者言俀王以天爲兄 以日爲弟 天未明時出聽政 跏趺坐 日出便停理務 云委我弟 高祖曰 此太無義理 於是訓令改之」開皇二十年600年)、俀王、姓は阿毎、字は多利思北孤、阿輩雞弥(おおきみ)と号(ごう)し、使い遣わして闕(みかど)に詣(まい)らしむ。上、所司(しょし)をしてその風俗を問わしむ。使者言う、俀王は天を以て兄と為し、日を以て弟と為す。天未(いま)だ明けざる時に出でて政(まつりごと)を聴くに跏趺(かふ)して坐す日出ずれば、すなわち理務を停(とど)めて、我が弟に委(ゆだ)ぬと云う高祖曰く此れ太(はなはだ義理なし。是に於て訓(おし)えて之を改めしむ。 この遣隋使記録日本側には無い。 「大業三年 其王多利思北孤遣使朝貢 使者曰 聞海西菩薩天子重興佛法 故遣朝拜沙門數十人來學佛法大業三年607年其の多利思北孤使い遣わして朝貢す。使者曰く海西菩薩天子重ねて仏法興す聞く故に遣わして朝拝せしめ,兼ねて沙門数十来り仏法を学ぶ。』と。 俀の王からの使者来て、隋を訪問した目的述べたことが記述されている。ここでは「海西天子は、重ねて熱心に仏法起こしていると聞いた。そのため沙門僧侶)を送って仏法を学ぶために来たのだ」と述べている。 海西菩薩天子とは、海の西の方の天子、すなわち、開皇11年591年菩薩戒により総持菩薩となった煬帝指している。そして、この一節直後有名な日出處天子致書日沒天子無恙云云」の記述続いている。 「古云去樂浪郡境及帶方郡一萬二千里會稽之東與儋耳相近」古く云う楽浪郡境及び帯方郡を去ること、並び一万二千里会稽の東に在りて、儋耳と相近しと。 当時の隋の古伝によれば倭人ルーツは、楽浪郡帯方郡から1万2000里(約4800m)離れた会稽東側にあり、儋耳と近かったという。

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