日出處天子とは? わかりやすく解説

日出處天子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 23:22 UTC 版)

多利思比孤」の記事における「日出處天子」の解説

大業3年607年)の国書に「聞海西菩薩天子重興佛法故遣朝拜沙門數十人來學佛法國書曰 日出處天子致書日沒天子無恙云云」とあり、仏教を学ぶための使者国書有名な「日出處天子致書日沒天子無恙云云」であり、開皇11年591年菩薩戒により総持菩薩となった煬帝怒らせた(「帝覧之不悦 謂鴻臚卿蠻夷有無禮者 勿復以聞」)。「日出處」「日沒處」は当時仏典(『摩訶般若波羅蜜多経』の注釈書大智度論』など)に「日出処東方 日没処是西方」とあり東西方角を表す表現でもある。 ここで、隋書には過去の倭が授かっていた、朝鮮半島将軍倭国王への任命称号日本側から求めたり、隋も印綬多利思比孤支給する記述出現しない。このことから単なる方角を表す表現断定できない

※この「日出處天子」の解説は、「多利思比孤」の解説の一部です。
「日出處天子」を含む「多利思比孤」の記事については、「多利思比孤」の概要を参照ください。

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