クタドゥグ・ビリグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/17 10:09 UTC 版)
『クタドゥグ・ビリグ』(Qutadğu Bilig)とは、チュルク語の長編詩。作品名は「幸福になるための知恵」を意味する[1]。カラハン朝のユースフ・ハーッス・ハージブによって書かれた、現存するチュルク・イスラーム文学最古の作品である[1][2]。1069年/70年にユースフ・ハーッス・ハージブはカシュガルを支配する東カラハン朝の君主ハサン・ビン・スライマーンにこの書を献呈した。『クタドゥグ・ビリグ』は高い評価を受け、ユースフは大侍従(ウルグ・ハーッス・ハージブ)の称号を与えられた[3]。
- 1 クタドゥグ・ビリグとは
- 2 クタドゥグ・ビリグの概要
- 3 参考文献
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