ウラル川とは? わかりやすく解説

ウラル‐がわ〔‐がは〕【ウラル川】

読み方:うらるがわ

ウラル山脈南部に源を発しカスピ海に注ぐ川。長さ2428キロ


ウラル川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 04:07 UTC 版)

ウラル川
ウラル川
延長 2,428 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 237,000 km²
水源 ロシアウラル山脈
水源の標高 -- m
河口・合流先 カスピ海
流域 ロシア
カザフスタン
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ウラル川(ウラルがわ、ロシア語: Уралカザフ語: Жайық英語: Ural River)は、ロシア連邦カザフスタン共和国を流れる河川である。全長2,428kmで、ヨーロッパでは、ヴォルガ川ドナウ川に次ぐ第3位。

名称

プガチョフの乱以前はロシア語名もヤイク川ロシア語: Яик)だったが、1775年にロシア語名だけがウラル川に変更された。現在でも他の言語ではヤイク川(バシキール語: Яйыҡカザフ語: Жайық)となっている。

概要

ウラル川

伝統的にヨーロッパアジアの境界の一部を形成する川である。

ウラル山脈東部を源流としマグニトゴルスクを経て南に流れる。ウラル山脈南部を回って、オルスクで南に流れるウラル川と南東から来るオリ川英語版: Орь)とが合流し、ウラル川は西に流れを転じる。オレンブルクサクマラ川英語版ロシア語版が合流しカザフスタンに入る。オラルでまた流れを南に転じ、アティラウ近くの三角州カスピ海に流れ込む。

三角州一帯はコブハクチョウマガモシマアジなどの渡り鳥の渡来地で、ウラル川はオオチョウザメなどの多くのチョウザメ類の産卵場である。2009年にラムサール条約登録地となった[1]

脚注

  1. ^ Ural River Delta and adjacent Caspian Sea coast | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2009年3月10日). 2023年4月12日閲覧。

「ウラル川」の例文・使い方・用例・文例

  • ウラル川.
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