「拓跋」に由来する呼称とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 「拓跋」に由来する呼称の意味・解説 

「拓跋」に由来する呼称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:34 UTC 版)

中国」の記事における「「拓跋」に由来する呼称」の解説

7世紀末から8世紀初頭突厥第二突厥帝国)の人々残した古テュルク文字碑文において中国人々指して使われている呼称に「タブガチュタブガチ、Tabgach、Tabγač)」があり、北中国に北魏建てた鮮卑拓跋部拓跋氏由来する考えられている(白鳥庫吉ポール・ペリオらの説。桑原隲蔵は唐家子由来するとの説、つまり唐由来説唱えた)。 タブガチュ系統呼称は、1069年クタドゥグ・ビリグにおけるタフカチやTamghaj、Tomghaj、Toughajなど突厥以後中央アジア広く使われた。1220年 - 1224年西方旅した丘長春長春真人)は「桃花石」と記録している。11世紀 - 12世紀カラハン朝 (Qarakhanid dynasty) においては数人可汗がTabghach (Tavghach) という名である。しかしモンゴル帝国時代前後後述するキタイに取って代わられた。 なお、古テュルク文字碑文以前東ローマ帝国歴史家テオフィラクトス・シモカッタ7世紀前半書かれとみられる突厥による柔然滅亡552年関連記事タウガス (Taugas) との記載があり、これも同系統の呼称思われる記事書かれ時期隋末 - 唐初期と思われ柔然滅亡西魏から北周東魏から北斉への禅譲同時期となる。

※この「「拓跋」に由来する呼称」の解説は、「中国」の解説の一部です。
「「拓跋」に由来する呼称」を含む「中国」の記事については、「中国」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「「拓跋」に由来する呼称」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「「拓跋」に由来する呼称」の関連用語

1
10% |||||

2
4% |||||

3
4% |||||

「拓跋」に由来する呼称のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



「拓跋」に由来する呼称のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの中国 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS