勿吉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/25 07:25 UTC 版)
勿吉（もっきつ、拼音：Wùjí）は、中国の南北朝時代に、高句麗の北から満洲地域に住んでいた狩猟民族で、現在の松花江から長白山一帯に居住していたと思われる。粛慎・挹婁の末裔で、唐代における靺鞨の前身である。
- ^ 内田吟風『北アジア史研究 鮮卑柔然突厥篇』同朋舎〈東洋史研究叢刊〉、1988年1月1日。ISBN 4810406261。
- ^ a b 高凱軍『通古斯族系的興起』中華書局、2006年。
- ^ 三上 & 神田 1989, p. 227.
- ^ 三上 & 神田 1989, pp. 227–229.
- ^ 『魏書』列伝第八十八「言語獨異」、『北史』列伝第八十二「言語獨異」
- ^ 白鳥庫吉『塞外民族史研究』岩波書店〈白鳥庫吉全集〈第4巻〉〉、1970年1月1日。
- ^ 三上 & 神田 1989, p. 161.
- ^ セルゲイ・シロコゴロフ『北方ツングースの社会構成』岩波書店〈東亜研究叢書〈第5巻〉〉、1941年。
- ^ 三上次男『古代東北アジア史研究』吉川弘文館、1977年。
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