おとる

デジタル大辞泉

おと・る【劣る】

読み方：おとる

［動ラ五（四）］

１ 価値・能力・質・数量などが、他に比べて程度の低い状態にある。引けを取る。「技量は数段—・る」⇔勝る。

２ （「…におとらず」の形で）…と同じように。「今日も昨日に—・らず暑い」

３ 身分・階級などが下である。

「—・りたる人の、ゐずまひもかしこまりたるけしきにて」〈枕・一四六〉

４ 年齢が下である。年月が後である。

「年、我より少し—・りたるをば弟の如く哀れび」〈今昔・五・一三〉

５ 減る。損をする。

「益(まさ)る所無くして、—・り費(つひ)ゆる極めて甚し」〈皇極紀〉

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

おとる

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:24 UTC 版)

動詞

おとる【劣る】

1. 品質・数量・能力などが他と比べて及ばない。

活用

対義語

• すぐれる
• まさる
• ひいでる

翻訳

• 英語 : be poor at (a thing) ; be inferior to (a person)

動詞

おとる【劣る、損る】

1. （現代語に同じ）劣る。
2. 損をする。
3. 年下である。

活用

おと-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
おと	ら	り	る	る	れ	れ

派生語

• おとうと

漢字辞典

劣

劣	画数：6 学習年：中学校で習う漢字 音読み：レツ 訓読み：おとる ピンイン：lie4 ハングル：렬 対応する英語：inferiority, be inferior to, be worse

劣

劣	画数：6 ※日本語ではあまり使用されない漢字です。

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「おとる」の例文・使い方・用例・文例

• このコートは品質の点で私のよりおとる。
• 知能程度や理解力などがおとること