李下(りか)に冠(かんむり)を正(ただ)さず
李下に冠を正さず
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:57 UTC 版)
スモモの樹の下で冠を直そうとすると、実を盗んでいると疑われることから、やましくなくとも疑惑を招く行為は避けるべきという意味で使われる。『楽府詩集』巻32の古楽府「君子行」に見える。同じ詩に「瓜田に履を納れず」ともあり、同様の意味で使われる。
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李下に冠を正さず
出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:04 UTC 版)
成句
李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず 表記の揺れ:李下に冠を整さず)
由来
- 李の下で冠をかぶり直すために手を上げると、すももを盗ろうとしているような誤解を与え、瓜畑で脱げた履を探していると瓜を盗もうとしていると疑われることとなるので疑わしいまねをするものではない、との意から。出典は『古楽府・君子行』の「瓜田不納履、李下不正冠(瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず)」の後句より[1]。
関連語
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