キャッチボールとは? わかりやすく解説

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言葉のキャッチボール

読み方:ことばのキャッチボール
別表記:会話のキャッチボール、キャッチボール

話し相手言葉をきちんと受け止めた上で、自らも発言しなければならないということ強調した会話のこと。相手返しやすい発言をするという意味も含まれることがあり、自分伝えたいことだけを一方的に伝えるのでは、キャッチボールにならない

キャッチ‐ボール

[名](スル)《(和)catchball

野球ボール投げ合うこと。簡単な送球捕球練習

[補説] 英語ではcatch

バレーボールで、ボールプレーヤーの手や腕に静止する反則ホールディング

1から転じて渡した受け取ったりすること。やりとり。「言葉の—」「心の—」


キャッチボール

作者諸井

収載図書黄昏のビギン
出版社講談社
刊行年月1994.1

収載図書冬桜
出版社講談社
刊行年月1997.8
シリーズ名講談社文庫


キャッチボール

作者林望

収載図書僕の哀しい失敗
出版社角川書店
刊行年月1994.6

収載図書僕の哀しい失敗
出版社角川書店
刊行年月1997.8
シリーズ名角川文庫


キャッチボール

作者山川健一

収載図書窓の外を眺めながら、部屋のなかに座っている。―FRAGMENT 19901995
出版社実業之日本社
刊行年月1995.7


キャッチボール

作者伊東

収載図書夢をみる―伊東正作品集
出版社同人
刊行年月2005.3
シリーズ名北・臨時増刊号


キャッチボール

作者黒坂みひろ

収載図書Blue Lineケータイ小説 AXE L-4
出版社ゴマブックス
刊行年月2008.8


キャッチボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 19:22 UTC 版)

キャッチボールをする少年

キャッチボール和製英語:catchball、英語: catch, playing catch)は、2人、もしくはそれ以上が相互に投球捕球(キャッチ)を繰り返す行為である。後述の通り英語では単にcatchと呼ぶ。この行動に「投球」が含まれるが、言葉としては含まれない。

概要

キャッチボールは野球ソフトボールにおいては重要な基礎練習のひとつとされている[1]。実際、プロ野球経験者もキャッチボールの重要性を認識しており、松井秀喜は「キャッチボールにはいろんなものが詰まっている。大事にしてほしいと思う」「きちんと胸に投げているかどうかとか、キャッチボールを見るだけでチームのレベルが分かった」と語り、またイチローはキャッチボールを「技術の確認のひとつ」と位置づけ、強い球や緩い球、さらにはカーブを投げていたという[2]

一方で、キャッチボールは家族同士の、特に親子コミュニケーション手段とされることも多く、元プロ野球選手の斉藤和巳は「(キャッチボールは)なかなか家にいない父親との唯一のコミュニケーションでした」、工藤公康は「言葉を交わすことよりも、ボールを投げ合うだけで子供は心が満たされるし、お父さんも子供と関わることが出来る。キャッチボールするだけでコミュニケーションになるのです」と話している[3]

キャッチボールは相手が投げた球をしっかりと捕球し、さらに相手の捕りやすい球を投げ返すことが重要であるとされる[1]。このことから転じて、「話し相手の言葉をきちんと受け止めた上で、自らも発言しなければならないということを強調した会話のこと」を「言葉のキャッチボール」(あるいは「会話のキャッチボール」)と表現することがある。また、会話が弾むことを「キャッチボールが続く」と表現することもある。

「キャッチボール(catchball)」は和製英語であり、英語では単に"catch"という。また、「キャッチボールをする」は"play catch"という。

公園でのキャッチボールの禁止

キャッチボールをすることのできる公共施設は近年少なくなっており、2018年に「公園のチカラLAB」が3つの都市圏にある公園からそれぞれ約100箇所ずつを抽出して行った調査によれば、首都圏 (日本)では野球・サッカーが禁止されている公園が100%であったほか、関西地方でも62%にのぼったという。こうした背景には、都市公園法に基づく条例などで定められている「他の公園利用者の迷惑にならないように利用する」という観点から、管理者側が全ての利用者の安全確保を行わなければない点があるほか、公園に隣接する住人からのクレームを受けて禁止するという例もあるという[4]

ゆうボール

従来の硬式ボールと同じデザインで同じように縫い目もありながら、柔らかく安全に作られているキャッチボール専用のボールが「ゆうボール」である。かつては多くの路上や公園で行われていたキャッチボールだが、近年は行為を禁止する公園が増え、キャッチボールを行いたくても場所がなかなか無いという状況となっていた。この状況が、子供たちのコミュニケーション不足や野球離れを引き起こすのでは、と危惧した日本プロ野球選手会内外ゴムと共同開発を行い、このボールは誕生した。

脚注

  1. ^ a b 【少年野球質問箱】キャッチボール練習にはどんな意味、どんな種類がありますか?(前編)”. ヤキュイク (2019年4月19日). 2019年12月25日閲覧。
  2. ^ プロが語るキャッチボールの大切さ その真意とは?”. Full-Count (2015年1月26日). 2019年12月25日閲覧。
  3. ^ キャッチボールしよう選手インタビュー”. 日本プロ野球選手会. 2019年12月25日閲覧。
  4. ^ 本当に子どもが遊べなくなっている?公園の禁止事項の問題とは ~ 調査レポート(概要)”. 公園のチカラLAB (2018年8月29日). 2019年12月25日閲覧。

関連項目


キャッチ・ボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 04:43 UTC 版)

バレーボールの用語一覧」の記事における「キャッチ・ボール」の解説

プレーヤーボールつかんだり、投げたりした場合フォールト旧称ホールディングまたはヘルドボール。

※この「キャッチ・ボール」の解説は、「バレーボールの用語一覧」の解説の一部です。
「キャッチ・ボール」を含む「バレーボールの用語一覧」の記事については、「バレーボールの用語一覧」の概要を参照ください。

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