メコン‐がわ〔‐がは〕【メコン川】
メコン川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/16 05:54 UTC 版)
メコン川(メコンがわ、英語: Mekong River、中国語: 媄涳河、ビルマ語: မဲခေါင်မြစ်််、ラーオ語: ແມ່ນ້ຳຂອງ、タイ語: แม่น้ำโขง、クメール語: ទន្លេមេគង្គ、ベトナム語: Sông Cửu Long / 瀧九龍)は、中華人民共和国南西部に源流を発し、東南アジア5カ国を流れる国際河川である[1]。東南アジアで最長、アジア全体でも7番目に長い大河である。
- ^ a b c d e f g 「メコン川流量激減/東南ア 農漁業被害/中国のダム建設影響か」「新たな米中攻防の舞台」『読売新聞』朝刊2021年2月26日(国際面)※本文閲覧は要会員登録。
- ^ a b c 「メコン流域国 米中が綱引き/河川管理、中国主導に米反発」『日本経済新聞』朝刊2020年9月9日(国際面)2020年10月4日閲覧
- ^ “メコン川流域で163種の新種を発見!最新報告を発表”. WWFジャパン. 2017年8月17日閲覧。
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- ^ “ベトナム・メコン河下流域における水位変動特性” (PDF). 上原克人. 2015年3月24日閲覧。
- ^ Probe International 30.06.2006 The Hydrolancang cascade Archived 2009年5月29日, at the Wayback Machine.
- ^ “【ASEAN50年】メコン川流域 中国主導の「水運開発」岩礁爆破に住民反発”. 『毎日新聞』朝刊2017年8月4日(国際面). 2017年8月18日閲覧。
- ^ メコン川に大異変、世紀の低水位を記録、深刻な食料危機の恐れも 水が澄む「ハングリーウォーター」現象も発生、6000万人が頼る大河が岐路に ナショナルジオグラフィック(2020年2月29日)2020年10月4日閲覧
メコン川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 14:57 UTC 版)
ラオス、カンボジアを流れてきたメコン川は、プノンペンの南で支流のバサック川が分岐する。ベトナムには、メコン本流がアンザン省のタンチャウ市社とドンタップ省ホングー市の境に、バサック川がアンザン省のアンフー県に流入する。ふたつの流れは50kmほど先で合流するが、さらに分岐して広大なデルタを形成する。ベトナム語では大きく分けて、バサック川に由来する西側の流れをハウザン(ベトナム語:Hậu Giang/ 後江)またはソンハウ(ベトナム語:Sông Hậu/ 瀧後)と呼び、メコン本流に由来する東側の流れをティエンザン(ベトナム語:Tiền Giang/ 前江)またはソンティエン(ベトナム語:Sông Tiền/ 瀧前)と呼び分ける。
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メコン川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:55 UTC 版)
メコン川周辺には小さく平地が広がっている。メコン川はラオスを貫いて流れており、ミャンマーと、またタイとの国境をなしている。タイとの国境線の3分の2はメコン川である。また、国境として隔てるだけでなく、人や物が行き来する河川舟運にも利用されている。1866年にフランスは、雲南とサイゴンを結ぶ通商路としてメコン川を利用しようと探検隊を派遣した。探検隊は中国まで到達はしたが、カンボジアとラオスとの国境にあるコーンパペンの滝が越えがたかったので、通商路としての可能性は否定された。それでも今日(2000年代)、ヴィエンチャンと雲南・景洪(中国とラオスの国境にある)との間で物産を満載した船が行き来し、大切な交通路となっている。 メコン川の乾季と雨季の水位の差は、ヴィエンチャンで10メートルを超えることもある。乾季の終わりの4月頃には最低の水位になり、小さな支流では水がほとんどなくなってしまい、メコン川本流でも驚くほど水位が下がってしまう。しかし、5月の雨季とともに水量が増し、8 - 9月には自然堤防を越えるほどの水量になり、低地を水で覆うほどになる。 メコン川は栄養塩類が少ないが、雨季に洪水となる後背地・氾濫原の底土からの栄養塩類を受けられる。そのため藻類やプランクトンなどが多く発生し、草食性・プランクトン食性の魚類の藻場になっている。このようなことから川には魚が多く、周囲の人たちの漁場になっている。
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