プーシーの丘とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > プーシーの丘の意味・解説 

プーシー【Phousi】

読み方:ぷーしー

ラオス北部古都ルアンパバンにある小高い丘。高さ約150メートル頂上にはタートチョムシーという黄金仏塔があり、メコン川、ナムカン川、および市内一望できる


プーシーの丘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/01 19:00 UTC 版)

プーシーの丘から見るメコン川とルアンプラバーンの町並み
タート・チョムシー
プーシーの丘から見るメコン川夕日


プーシーの丘(‐おか、英:Phou si、Phu Si)は、ラオスルアンプラバーン市内にある高さ約150mの小高い海抜は700mある。

概要

プーシーの丘から見るルアンプラバーンの町並み(世界遺産)

頂上からは町全体が世界遺産に登録されているルアンプラバーン市内やメコン川とナムカーン川を一望できる。ほぼ360度の展望が可能で、観光の中心となっている。また、メコン川の向こう側に沈む夕日が見られる絶好のビューポイントで、夕刻の参拝者が特に多く、狭い山頂はひと時にぎわいを見せる。王宮博物館のすぐ向かいに登り口があり、観光客は途中で入場料を支払い328段の階段を上る。頂上にはタート・チョムシーという金色に塗色された仏塔が建つ他、北側には砲台の跡が残る。ときおり頂上では仏事が執り行われることがある。この塔は夜間にはライトアップされ、ルアンパバーンの地味な夜景に彩を添えている。

プーシーの丘から西方を見る

一般的な登山ルートは、王宮博物館前からだが、帰路は反対側の別の階段を下りると、比較的最近に設置された黄金の仏像や、仏足の納められた岩穴などを鑑賞できる。このルートは、途中さらに2方向に分かれ、シーサワンウォン通りに下りるルートとナムカーン川に沿った道に出るルートがある。

名の由来

この山には、かつてアマ・ルーシーとニョティカ・ルーシーという2人の仙人が神の導きによりたどり着き、ルアンパバーンの町を造ったという伝説が残されていることから、「仙人(ルーシー)の山(プー)」と名づけられた。

プーシーの丘登山口階段と売られている御供え物。328段ある。

交通アクセス

  • ルアンプラバーン王宮博物館前から、徒歩20分。
  • 入場料 20000kip(2011年5月現在) ※現在ルアンプラバーンの観光地のほとんどの入場料は、20000kipに統一されている。

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プーシーの丘」の関連用語

プーシーの丘のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プーシーの丘のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプーシーの丘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS