メコン川委員会とは? わかりやすく解説

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メコン川委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 18:00 UTC 版)

メコン川委員会
ヴィエンチャン新庁舎竣工を記念して
掲げられた旗、2005年10月
前身 メコン河下流域調査調整委員会(通称メコン委員会[1]
設立 1995年4月5日[1]
本部 ラオス ヴィエンチャン184 Fa Ngoum Road Unit 18, Ban Sithane Neua, Sikhottabong District[2]
座標 北緯17度57分56秒 東経102度35分55秒 / 北緯17.96556度 東経102.59861度 / 17.96556; 102.59861座標: 北緯17度57分56秒 東経102度35分55秒 / 北緯17.96556度 東経102.59861度 / 17.96556; 102.59861
会員数
タイ ラオス
カンボジア ベトナム
ウェブサイト www.mrcmekong.org(英語)(クメール語)(ラーオ語)(タイ語)(ベトナム語)
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メコン川委員会メコン河委員会、めこんがわいいんかい、英語: Mekong River Commision : MRC)は、タイ王国(タイ)・ラオスカンボジアベトナムの4か国が加盟する、水資源に関する国際機関である[3]

沿革

1957年10月、カンボジア王国ラオス王国・タイ・ベトナム共和国南ベトナム)の4か国によってメコン河下流域調査調整委員会(通称メコン委員会)が設立され、バンコクに事務局が置かれた[1]1975年、タイ以外のインドシナ三国の社会主義国化で活動を休止した[1]1977年4月、カンボジア以外の3か国はメコン委員会再開に向けて協議を開始[1]

1978年1月、メコン河下流域調査調整暫定委員会(暫定メコン委員会)発足[1]1991年7月、カンボジアが復帰[1]1995年4月5日、4か国は中国ミャンマーの加盟を視野に入れた協定を締結、メコン川委員会として再発足した[1]

この間、西側諸国国際連合機関などの援助を受けて、ダム建設・発電所建設・河川舟運航路改良・灌漑洪水制御・調査研究・養成訓練などの事業を実施した[1][4]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i メコン川委員会の現状と展望に関する研究報告書 (PDF)”. 国際協力事業団国際協力総合研修所. p. 3-14 (1996年5月). 2018年7月27日閲覧。
  2. ^ Contact Us” (英語). メコン川委員会. 2018年7月27日閲覧。
  3. ^ メコン河委員会 Mekong River Commision / MRC”. 一般社団法人ボランティアプラットフォーム. 2018年7月27日閲覧。
  4. ^ メコン委員会 メコンいいんかい Mekong Committee”. ブリタニカ国際大百科事典小項目事典. 2018年7月27日閲覧。



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