鳥取城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/23 06:53 UTC 版)
鳥取城（とっとりじょう）は、鳥取県鳥取市（因幡国邑美郡）にあった戦国時代から江戸時代の日本の城。国の史跡に指定[1]され、別名は久松城（きゅうしょうじょう）・久松山城（きゅうしょうざんじょう）という。山名氏・武田氏・尼子氏・毛利氏の争奪戦の舞台となり、織田信長の中国攻めでは、家臣の羽柴秀吉が兵糧攻めを用いて攻略した。開城後、入城した宮部継潤によって山上ノ丸の改修が行われ、江戸時代には鳥取藩池田氏の治下に入り、麓の二の丸以下の曲輪が拡張された[2]。現在は天守台、石垣、堀、井戸などが残っている。戦国時代から江戸末期にかけての城郭形態の変化を窺うことができることから「城郭の博物館」の異名を持つ[2]。
- ^ a b 鳥取城跡 附太閤ヶ平 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ a b 細田隆博「烏取城」、学習研究社編『【決定版】図説 厳選 日本名城探訪ガイド』学習研究社、2009年、ISBN 978-4-05-605328-9
- ^ a b “秀吉「渇え殺し」鳥取城落城後の城兵急死 リフィーディング症候群 日本最古事例か”. 日本海新聞 NetNihonkai. 日本海新聞 NetNihonkai (2023年12月5日). 2023年12月9日閲覧。
- ^ Kano, Yasuhiro; Aoyama, Sayaka; Yamamoto, Ryuichiro (2023-09). “Hyoro-zeme in the Battle for Tottori Castle: The first description of refeeding syndrome in Japan” (英語). The American Journal of the Medical Sciences. doi:10.1016/j.amjms.2023.08.015.
- ^ a b c 平井聖監修『城 6 中国』毎日新聞社､ 1996年
- ^ 仁風閣ボランティアガイドの説明による
- ^ 鳥取市公式ウェブサイト
- ^ 城郭における全国唯一の球面石垣～鳥取とっとり城跡じょうあと天球てんきゅう丸まる『巻まき石垣いしがき』～
- ^ 城郭における全国唯一の球面石垣～鳥取城跡天球丸『巻石垣』～
- ^ 史跡鳥取城跡天球丸「巻石垣」の復元について
- ^ 鳥取城の石垣破壊＝唯一の球形、石抜かれ
- ^ 鳥取城跡の石垣 石が抜き取られる
- ^ ついに現地着工！史跡鳥取城跡大手門の木造復元工事について
- ^ よみがえる鳥取城大手門 146年ぶり木造復元に向け着工
- ^ 鳥取城跡の大手門木造復元 江戸末期の姿、忠実に再現
- ^ 鳥取県立博物館編集『鳥取県立博物館所蔵 鳥取城絵図集』鳥取県立博物館､ 1998年
- ^ 西ヶ谷恭弘監修『復原 名城天守』学習研究社､ 1996年
- ^ a b c d e “中ノ御門表門（大手門）の歴史と特長”. 鳥取市 (2022年4月20日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ 1907年（明治40年）頃に撮影された宝隆院庭園の絵葉書に、現在の形とほぼ同様な化粧の間（宝扇庵）が映り込んでいる。 『鳥取城跡とその周辺 遺構でつなぐ歴史と未来』鳥取市立歴史博物館やまびこ館 2012年
- ^ 鳥取市教育委員会「お左近の手水鉢」案内板
- ^ 「飢餓キャラ「かつ江さん」ネットで反響 4日で公開中止、無念の作者」『産経新聞』、2014年7月22日。2021年9月13日閲覧。
[続きの解説]
鳥取城（とっとりじょう）
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「境界線上のホライゾン」の記事における「鳥取城（とっとりじょう）」の解説
対M.H.R.R.輸送艦。自動人形で歴史再現をしのいだ後、交換条件の下でM.H.R.R.に譲渡される。
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