因幡民談記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 06:37 UTC 版)
『因幡民談記』(『稲葉民談記』、『稲場民談記』、いなばみんだんき)は、因幡国に関するものとしては最古とされる史書である[1]。1688年(貞享5年・元禄1年)に完成し、8部10巻からなる[1]。原本は焼失して現存しないが写本が複数伝えられている[1]。
注釈
- ^ 2530戸を焼失した。
- ^ 村岡藩を治めた山名氏は、大名家としてではなく、旗本(交代寄合)として治めていた[3]。『因幡民談記』執筆当時の村岡藩山名家の当主は山名矩豊である。
- ^ 『鳥府志』は著者の岡嶋家の秘伝とされており、明治時代まで公にされなかった。執筆は1826年から1829年にかけて行われたと目されているが、現存するものは全体として未完成な部分が散見され、最終的な完成版として表されたものであるかどうかはわかっていない[6]。
出典
- 1 因幡民談記とは
- 2 因幡民談記の概要
- 3 影響
- 因幡民談記のページへのリンク