御三階櫓とは? わかりやすく解説

御三階櫓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 15:14 UTC 版)

加納城」の記事における「御三階櫓」の解説

御三階櫓は、享保13年1728年)に書かれ城絵図によれば独立層塔型3重4階である。二ノ丸東北隅に建てられ現存当時は「お三階」と呼ばれていた。慶長6年1601年廃城となった岐阜城山頂にあった天守移築したものと伝えられ絵図面からは、東西面と南北面とで柱間寸法違いがあるなど改変の跡と見られる構造が覗える。 享保13年落雷による大火焼失しそのまま廃藩置県迎える。現在は同地岐阜地方気象台がある。

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御三階櫓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:43 UTC 版)

水戸城」の記事における「御三階櫓」の解説

水戸城の御三階櫓の初代は「三階物見」と呼ばれる三重であり、1764年明和元年)に焼失した当時銅板であったが、以前茅葺であり極めて簡素であったという。焼失後、1766年明和3年)に再建され三階櫓という実質上の天守となった2代目の御三階櫓は、外観3重内5階最上重の入母屋以外の破風のない層塔型で、櫓台はなく、地面敷かれ礎石の上建っているものであった。下の部分一階二階部分海鼠壁であり、三階四階五階部分白壁で、外見三層中身は五階であった昭和戦前期までは残っていたが、1945年昭和20年8月2日水戸空襲により焼失した。なお、空襲太平洋戦争戦災焼失した天守当の建築のうち再現されていないのは現在は水戸城だけである。

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御三階櫓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 07:15 UTC 版)

岡城 (豊後国)」の記事における「御三階櫓」の解説

本丸南隅にあり、創建当初再建時のものより一回り大き規模であったが、外観意匠などは不明である。創建当初平面規模は、初重から9間×8間・6間×5間・4間×3であったという。宝暦年間1751年 - 1763年)に描かれた『宝暦御城真景図』では、初重西面格子窓持った千鳥破風のような破風1つ南面3つの格子窓、3重目華頭窓外廻り縁高付けた層塔型に見え背高三階櫓描かれ北側に2重まで続く多門櫓描かれ東側に続御金倉まで続く多門櫓描かれている。 再建時のものは、層塔型3重4階で初重から5間四方・4間四方・3間四方・3間四方平面規模であり、最上階には外廻り縁高四方の壁には華頭窓があったとされ、本丸北西隅にあった3重の角櫓とは渡櫓連結され、御三階櫓の東には続伸びた複合連結であった。「豊後岡城全景と書かれた明治初期撮影され古写真では、廻り縁高欄軒唐破風確認でき、北側に、切妻屋根を持つ3重の渡櫓によって連結され東側の続から御金倉の間には土塀見られる。 秀成創建の御三階櫓は明和6年1769年若しくは明和8年1771年)に風雨地震により崩壊し明治初期撮影された御三階櫓は安永3年1774年)に再建された姿である。

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御三階櫓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 09:22 UTC 版)

白河小峰城」の記事における「御三階櫓」の解説

御三階櫓は1632年寛永9年)に建てられ複合式層塔型3重3階で、当時は「三重」と呼ばれた実質的な天守であった石垣上端余裕持たせ2階出窓付けた姿は、若松城天守共通する黒漆塗り下見板張りで、風雨さらされることを考慮して窓を小さく開いている。この三重1868年慶応4年)に起こった戊辰戦争によって焼失した現在の御三階櫓は1991年復元された物である。復元天守昭和期多数造られたが、それらはみな鉄筋コンクリート造で、外観のみ元に復したもの(外観復元であった白河城三重木造復元され城郭建築のうち、天守相当する建物の復元では最初のもので、現在でも数少ない木造復元天守1つである。戊辰戦争激戦地となった松並稲荷山使って復元をしており、中に入りをみると弾傷確認できる

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