木曽谷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 09:31 UTC 版)
木曽谷(木曾谷、きそだに)とは、木曽川上流の流域を表す名称である。木曽川の浸食により形成されたV字谷状地形が延長約60kmにわたっており、その主線はおおむね北北東から南南西の方角に沿う。東南方面には木曽山脈(中央アルプス)が、西北方面には御嶽山系がある。現在の長野県南西部が主な地域である。地形的には鳥居峠以南の木曽川上流の流域をさすが、歴史的には木曽路をさすことがある[1]。木曽谷、木曾谷の表記については木曽を参照。
- ^ 市川健夫「木曾谷」『世界大百科事典』7巻 平凡社、2005年。
- ^ 山田邦明「常陸国真壁氏の系図に関する一考察」中世東国史研究会 編『中世東国史の研究』東京大学出版会、1988年。/所収:山田邦明『鎌倉府と地域社会』同成社、2014年。ISBN 978-4-88621-681-6。
- ^ 海津一朗「南北朝内乱と美濃真壁氏の本宗家放逐」『生活と文化』4号、1990年。/所収:清水 2016
- ^ 清水 2016, 清水亮「鎌倉期における常陸真壁氏の動向」.
- ^ 笹本正治「武田氏進入以前の木曾氏について」『信濃』42巻3号、1990年。/所収:笹本正治『戦国大名武田氏の研究』思文閣出版、1993年、177頁。
- ^ 所三男「大吉祖荘と小木曾荘」『近世林業史の研究』吉川弘文館、1980年、508頁。ISBN 9784642042505。
- ^ 『長野県の地名』平凡社〈日本歴史地名大系20〉、1979年。
- ^ “木曽の林業の歴史”. 木曽山林資料館. 2018年6月28日閲覧。
- ^ a b c d 武部健一『道路の日本史』中央公論新社〈中公新書〉、2015年5月25日、50-51頁。ISBN 978-4-12-102321-6。
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