境峠_(長野県)とは? わかりやすく解説

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境峠 (長野県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 05:33 UTC 版)

境峠
峠の道路標識、長野県道26号奈川木祖線、木曽郡木祖村にて
所在地 長野県松本市木曽郡木祖村
座標
北緯36度1分30.85秒 東経137度43分11.43秒 / 北緯36.0252361度 東経137.7198417度 / 36.0252361; 137.7198417座標: 北緯36度1分30.85秒 東経137度43分11.43秒 / 北緯36.0252361度 東経137.7198417度 / 36.0252361; 137.7198417
標高 1,480 m
通過路 長野県道26号奈川木祖線
プロジェクト 地形
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境峠(さかいとうげ)は、長野県松本市奈川と木曽郡木祖村藪原を結ぶ峠。標高は1,480 m[1]。現在は長野県道26号奈川木祖線が通っている。

概要

古代から中世にかけて、鳥居峠同様、美濃国信濃国の国境にあり[1][2]、北が信濃川水系、南が木曽川水系となる。宝暦7年(1757年)の『吉蘇志略』では「木曾坂」となっている[2]。北麓の奈川寄合渡と南麓の藪原芝原には「尾州岡船」と呼ばれる中馬の中継問屋があり、峠にあった板橋を岡船が櫛木をつけて渡る様子が葛飾北斎の『今様櫛きん雛形』に描かれている[2]中山道藪原宿から野麦峠を超えて飛騨国に向かう近道であり、『あゝ野麦峠』に描かれる工女もこの道を利用した[2]

木曽町日義神谷を経て伊那市にかけて境峠-神谷断層帯が北西から南東方向に通っている[3]

脚注

  1. ^ a b 角川 p.510
  2. ^ a b c d 日本歴史地名体系 p.531
  3. ^ 境峠・神谷断層帯の長期評価の一部改訂について地震調査研究推進本部事務局

参考文献




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