ソフト‐パワー【soft power】
ソフト・パワー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 09:29 UTC 版)
ソフト・パワー(英: soft power)とは、相手国を軍事力で脅したり、買収したり、プロパガンダで騙すのでもなく[1][2]、自国の価値観や文化で魅了・味方につける能力・力[3]。自国の魅力を通じて、他国に与えられる影響力[2]。
- ^ a b “論点:戦争と平和 日本のソフトパワー戦略”. 毎日新聞. 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e “【寄稿】「力ずくの時代」にソフトパワーはなお有効か 国際政治学者 ジョセフ・ナイ”. 読売新聞オンライン (2022年7月29日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b c https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/listen/interview2/intv_01.html 外務省
- ^ https://kotobank.jp/word/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC-555175
- ^ “国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」”. www.gfj.jp. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “日本の食文化は間違いなくソフトパワー、もっと戦略的な強みに 佐賀のルール破り和牛持ち出しは非常識、食材・食品輸出には課題山積|牧野義司|賢者の選択”. 賢者の選択. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “中国ソフトパワーの罠 パンダに450億円を費やした国々”. 日本経済新聞 (2023年11月23日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 (2024年4月6日). “「シエシエと言っておけばよい」? 韓国で中国語学習者が大幅減、日本語人気復活”. www.chosunonline.com. 2024年4月6日閲覧。
- 1 ソフト・パワーとは
- 2 ソフト・パワーの概要
- 3 概要
- 4 参考文献
ソフト・パワー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:42 UTC 版)
ソフト・パワーとは軍事力(ハードパワー)の対義語であり、強要するのではなく、間接的に相手に影響や共感を与えることによって相手のある行動や態度を引き出す能力の総称である。軍事力だけでは国家の安全保障政策としては不完全だと考えられており、このような能力を総合的に用いるべきだという考えは古来よりあるが、近年特に戦争違法化の流れなどから注目されている。 具体的には映画、古典、芸能、食文化、ドラマの海外への宣伝、進出や政治思想、宗教、イデオロギーなどの浸透、科学技術力や経済力などが挙げられる。近年、日本では世界的なアニメ、漫画の人気を背景に、これらをソフトパワーとして活用すべきとの意見が多い。
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ソフトパワー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:49 UTC 版)
軍事力や経済力以外にも、音楽・文学・映画などをはじめとする大衆文化やその国の政策、政治的価値観などに他国からの共感と好意を得ることで自国のイメージを向上させ、外交を有利に進めることも重視されつつある。これは軍事・経済力のようなハードパワーに対比して、ソフトパワーと総称される。こうしたソフトパワーを得るために、他国の市民に対し自国の広報を行うことをパブリック・ディプロマシーと呼び、重要な外交の一手段となっている。
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