宇喜多氏とは?

宇喜多氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/11 07:09 UTC 版)

宇喜多氏(うきたうじ、うきたし)は、備前国戦国大名。本来は、地形に由来する「浮田」姓と思われるが、嫡流は「宇喜多」(宇喜田)、庶流は「浮田」を称した。通字は代々「」(いえ)、後に「」(ひで)を用いた。代々相伝の幼名は、宇喜多興家から宇喜多秀家の子・宇喜多秀規まで「八郎」が継承されている[3]家紋は剣片喰(剣酢漿草)、他に雨竜や亀など。近世では五七の桐や五三の桐を用いている。旗紋は兒文字と考えられているが、剣片喰や唐太鼓も散見され、兒文字は他の武将の旗紋の可能性もある。


注釈

  1. ^ 三宅氏?・藤原北家閑院流三条庶流?・朝臣?・忌寸?・冷泉宮頼仁親王(第82代後鳥羽天皇皇子)後裔などの説があるが真相は不明。
  2. ^ 『備前軍記』は、宇喜多氏の鼻祖を児島高徳の子・高秀とする[4]
  3. ^ 具体的には『日本書紀』、『新撰姓氏録』(右京諸蕃、三宅連)がこの説を採っている。
  4. ^ 和名類聚抄』の備前国児島郡に、三家郷、都羅郷、賀茂郷、児島郷の四郷が記述されており、三宅郷は見られない。平城京跡出土の木簡には「備前国児嶋郡賀茂郷・三家連乙公調塩一斗」と墨書されており、三家郷に関係する三家連乙公という人物がいたことがわかる。どちらも一次資料である。
  5. ^ 実古までは『尊卑分脈』に記載がある。

出典

  1. ^ 「備前軍記」大野信長著『戦国武将100 家紋・旗・馬印FILE』学習研究社2009年平成22年)
  2. ^ 沼田頼輔 1926, p. 152.
  3. ^ a b c d e f g 鈴木真年『百家系図』巻29浮田,30(宝賀寿男 編著『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年昭和62年)、下巻1670頁)
  4. ^ 岡山市 1922, p.1403
  5. ^ a b c 『吉備群書集成』(一) 吉備 前秘録 巻之上 三 宅の家起、附、宇喜多家傳之事(P489)。
  6. ^ a b c 『新編 吉備叢 書』第二巻 吉備前鑑 下 児島郡古今物語(225頁)。
  7. ^ a b c d e f 『戦国宇喜多一族』(立石定夫著、新人物往来社1988年(平成元年)、絶版)「宇喜多氏系図」(備前藩大森景頼所蔵)(P23)。「宇喜多秀高氏子孫系図」(高山不二雄氏)(P402)。
  8. ^ a b 『岡山県児島郡誌』(私立児島郡教育会著、岡山県児島郡役所1915年大正5年))三宅のこと(P96)。
  9. ^ 『西大寺文書』文明元年5月16日条
  10. ^ 『岡山県歴史人物事典』(岡山県歴史人物事典編纂委員会著、山陽新聞社1994年(平成7年))岡山城主・宇喜多氏 (P1138)。
  11. ^ 『新釈 備前軍記』(柴田一著、山陽新聞社、1986年(昭和62年))島村豊後守が宇喜多常玖を殺害の事並びに宇喜多家の事(P98)。
  12. ^ a b 『岡山県史』第5巻中世II(岡山県史編纂委員会著、岡山県1991年(平成4年))宇喜多氏の出自(P183 -)。
  13. ^ 『新撰姓氏録』の大和国諸藩、新羅の項
  14. ^ 鈴木真年『百家系図』巻17宇喜多(宝賀寿男 編著『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年(昭和62年)、下巻1666頁)
  15. ^ 『岡山県児島郡誌』
  16. ^ 『西大寺文書』


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