浮田左武郎とは? わかりやすく解説

浮田左武郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/02 15:13 UTC 版)

浮田 佐武郎(うきた さぶろう、1909年12月25日 - 1987年3月27日)は、日本の俳優著作家八丈島に配流となった宇喜多一族の流れを汲む。

人物・経歴

東京府北豊島郡板橋町出身。立教大学卒業。新築地劇団に入団後、榎本健一一座などを経て、戦時中は移動劇団の瑞穂劇団[1]に所属した。

エノケン一座の一員だった関係から1939年の1年間に東宝の『エノケンの鞍馬天狗』、『エノケンの森の石松』、『エノケンの弥次喜多』の3本の映画に出演した。瑞穂劇団の時代から戯曲も書き、戦後はテレビに出演、演劇関連の文筆家としても活躍した。

主な出演作品

テレビドラマ

映画

吹き替え

テレビアニメ

舞台

  • 旅立ち(1975年)

著作

戯曲

  • 「海へ征く日」『農村人形劇脚本集第1輯』(農山漁村文化協会編、農山漁村出版所、1943年)所収
  • 『牛にのった花嫁』(未來社、1958年)

演劇論・演劇史

  • 築地小劇場の跡」『新劇』(1955年4月)
  • 「メーキヤップの技術」『農村演劇入門講座・上』(農村演劇懇話会編、農山漁村文化協会、1957年)
  • 「歌と・エノケンさんと・生活と」『テアトロ』1970年3月掲載
  • 『プロレタリア演劇の青春像』(未來社、1974年)
  • 丸山定夫はいまどこに」『悲劇喜劇』1976年9月掲載
  • 「断想FLASH BACK (滝沢修<特集>」『悲劇喜劇』1983年1月掲載
  • 「秋山槐三と私」『悲劇喜劇』1983年8月掲載
  • 『俳優の前に人間であれ』(未來社、1982年)

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