判決 (テレビドラマ)
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『判決』(はんけつ)は、1962年(昭和37年)10月16日から1966年(昭和41年)8月10日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)で放送されたテレビドラマである。全200回。
概要
法律事務所を舞台にした、社会派ドラマ[1]。1965年テレビ記者会奨励賞受賞、日本弁護士連合会表彰作品。
1963年10月30日放送の「北僻の人」は芸術祭参加作品となった。
1966年8月10日放送の第200回「憲法第二十五条」で最終回となった。しかし、番組継続を要望する声は高く、芸能界・文化界にまで多く及んでいた。最終回放送前の8月3日には「ドラマ『判決』の放送継続を望む会」が初会合を行った。阿木翁助、南原繁、千田是也などを世話人とし、手塚治虫、白土三平、阿部知二、広津和郎、今井正、山本薩夫、棟方志功、小沢昭一、杉村春子、森光子など200人あまりが賛同者として名を連ねた。
放映時間
- 1962年10月16日 - 1963年4月2日:火曜日20時 - 21時
- 1963年4月10日 - 5月29日:水曜日20時 - 21時
- 1963年6月5日 - 9月25日:水曜日20時45分 - 21時45分
- 1963年10月2日 - 1966年8月10日:水曜日21時 - 22時
キャスト
スタッフ
視聴率
最高視聴率:30.4%(1964年4月8日放送。「テレビ朝日開局60周年記念 年代別にすべて発表!! 番組視聴率ランキング」の1960年代視聴率ランキング 8位)
前後番組
NET系 火曜20:00 - 21:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
プロ野球中継
(20:00 - 21:30) |
判決
(1962年10月 - 1963年4月) |
プロ野球中継
(20:00 - 21:30) |
NET系 水曜20:00 - 21:00枠 | ||
ドクターキルデア
※木曜21:45枠へ移動 |
判決
(1963年4月 - 5月) ※枠移動。 |
|
NET系 水曜20:45 - 21:45枠 | ||
判決(20:00 - 21:00)
蘭太郎 秘聞 (21:00 - 21:30) 短い短い物語 (21:30 - 22:00) |
判決
(1963年6月~9月) ※45分繰下げ。 |
判決(21:00 - 22:00)
|
NET系 水曜21:00 - 22:00枠 | ||
判決(20:45 - 21:45)
特別機動捜査隊 (21:45 - 22:45) |
判決
(1963年10月 - 1966年8月) ※15分繰下げ。 |
激戦
|
リメイク
1978年(昭和53年)10月19日から1979年(昭和54年)4月19日まで、高橋英樹主演によるリメイク版が、テレビ朝日で放送された(全26回)。
続編
1979年(昭和54年)10月11日から1980年(昭和55年)4月24日まで、同じく高橋英樹が主演で同タイトル「判決」としてテレビ朝日で放送された。全26回。放送スタッフもある程度続投している。しかしこちらは和久峻三の小説を原作とし、弁護士・花吹省吾を主人公としている。
脚注
- ^ 志賀信夫『テレビヒット番組のひみつ : 「ジェスチャー」から「おしん」まで』日本放送出版協会、1984年8月1日、84 - 86頁。NDLJP:12275392/46。
関連文献
- 日本放送作家組合(編)、1979年8月25日『テレビドラマ代表作選集 1979年版』日本放送作家組合、195–215頁。
「判決 (テレビドラマ)」の例文・使い方・用例・文例
- 裁判所は彼を有罪と判決した
- 地方裁判所の判決は被告を無罪とした
- その囚人は殺人罪の判決を受けた
- 彼は酔っぱらい運転による有罪判決を受けた
- 裁判官は彼に有罪の判決を下した
- 訴訟事件に判決を下す
- 裁判所は保険会社に有利な判決を下した
- 判決は被告に有利だった
- 判事は原告に有利な判決を下した
- 彼は有罪と判決された
- 死刑判決が下された
- 陪審は死刑判決で行き詰まった
- 彼女は判決の不当さに抗議した
- 法廷は彼に有罪の判決を下した
- 裁判所はあす判決を下すだろう
- 判決は彼女に不利である
- その殺人犯に対する判決は軽すぎるとだれもが思った
- 法廷は彼の活動が合法であるという判決を下した
- その判決に関するあらゆる記事
- 裁判官は被告人に判決を言い渡した
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