加賀夫妻と順子の実母
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「スタア誕生 (テレビドラマ)」の記事における「加賀夫妻と順子の実母」の解説
加賀幸平 演 - 梅宮辰夫 順子の実の父親。1938年3月11日生まれ。寿し幸(すしこう)の店主。行方不明になった順子を十年かけて見つけ出し、自身の元へひきとる。1968年2月20日、店の客・中村邦子に酔った西垣が絡んだので助けるつもりが、逆上した西垣ともみ合いになり刺殺してしまう。事件翌日に自首しようとするが、西垣は「公務中の警官」であり、邦子が「先にからんだのは幸平」と証言していることを知り、警察の手配から逃げる。1974年から4年間、ロサンゼルスに居住していたため、17年後の現在も事件の時効が未成立の状態。順子と暮らして数週間後、警察に追われて逃亡生活を送る。 順子や孝子のことを愛しているが時々不注意な行動を取ってしまうことがあり、結果的に自らの立場が不利になったり家族に迷惑がかかることもある。その後1985年6月に逮捕され、正当防衛を主張するが、一審の判決は無期懲役。その後事件の証人の邦子の手紙から正当防衛であることが濃厚になり、二審の判決でようやく無罪放免となった。 加賀孝子 演 - 梶芽衣子 幸平の妻。寿し幸の女将。新宿区で幸平と暮らし、彼の子・順子を引き取り世話をする。江戸っ子気質でサバサバしており、言いたいことははっきり言うが思いやりのある性格。幸平の17年前の事件については知らなかった。幸平を追跡しようとしたパトカーに撥ねられ、下半身が不自由になり車椅子での生活を余儀なくされる。血液型A型。元は貧しい家庭育ちで、幸平に会う前は安酒場で働いていた。昔、デザイナーを目指していたことがあり、退院後は多摩川そばの安アパートに順子と引っ越し、縫製の内職をして娘の生活と女優になる夢を支える。 佐野和子 演 - 根本律子(のちの根本りつ子) 順子の実母。17年前に幸平と未入籍のまま順子を出産し、長野県にある彼の実家へ行く途中に吹雪の中、たまたま河田夫妻の店の前で行き倒れて夫妻に赤ん坊だった順子を託したあと心不全により帰らぬ人となった。若い頃は女優を目指し、舞台に立つのが夢であったらしい。
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