加賀大観音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 03:06 UTC 版)
1988年(昭和63年)4月2日に開眼した、全高73メートルの慈母観世音菩薩大立像である。1階は百観音札所巡りができるように各霊場の観音像が、2階は四国霊場巡りができるように各霊場の本尊がそれぞれ安置されている。また、3階から365段の螺旋階段を登って地上56メートルの喉元の位置まで胎内巡りができるようになっている。最上部には恵比寿、大黒天、布袋の像が安置されている。また、螺髪の部分は夜になると赤く点灯するようになっている。周囲に高い建物がなく離れた場所からも目立つためシンボルとなっているが、一方で年間十数回も落雷の被害に遭っている。2003年ごろからは電気設備が故障したため外部に発電機を設置して給電していた。2015年ごろからは電気工事のためとして胎内巡りはできなくなっていたが、2017年ごろから1階の百観音札所巡りのみ可能となっている。
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