西軍とは? わかりやすく解説

せい‐ぐん【西軍】

読み方:せいぐん

内戦で)国土東西二分して争う勢力のうち、西方の軍。特に、関ヶ原の戦いで、毛利輝元総大将とし、石田三成中心とした軍勢のこと。


西軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 06:00 UTC 版)

西軍(せいぐん)




「西軍」の続きの解説一覧

西軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:00 UTC 版)

ゆらぎ荘の幽奈さん」の記事における「西軍」の解説

宵ノ坂 醸之介(よいのざか じょうのすけ) 西軍総大将詳細は「#宵ノ坂醸之介」を参照 宵ノ坂 酌人(よいのざか しゃくひと) 詳細は「#宵ノ坂酌人」を参照 緋扇 かるら(ひおうぎ かるら) 声 - 雨宮天 京の妖怪束ねる大天狗娘。茜色長髪金眼豊満なバスト特徴一人称は「わらわ」。誕生日4月17日血液型AB型身長151センチメートル体重45.5キログラム3サイズB92(F)-W54-H84。 普段高飛車威圧態度言葉づかいをしているが、実際純真極度照れ屋2年前の抗争乱入したコガラシ強さ目の当たりにして以来熱烈な恋心寄せている。部下たちの前では本心知られないようにコガラシ付け狙うふりをしているが、自室コガラシ写真抱き枕などの自作グッズ大量に持ち込んでいるなど、その行動ストーカー化している。 さまざまな古術を現代らせている天才で、幽奈たちの一斉攻撃一蹴する実力をもつ。言語化された思念聞き取ることができる「他心通(たしんつう)」、この世のどこでも見られる天眼通てんげんつう)」、空間転送術の「神足通じんそくつう)」といった神通力使用できる最大霊力値は約3コガラシをこけし化してさらい、支離式の儀の呪いをかけて服従させようとするが、幽奈に呪い破られ敗北する。さらに自身他心通が狂ったことで、周囲自身恋心知られ肝心コガラシからも振られる結果となる。それでもコガラシへの想いあきらめきれず、今度コガラシバイト先であるファミリーレストランウェイトレスとなり、正当な手段コガラシの心をつかもう努力する第1回キャラクター人気投票での順位11位(149票)。第2回キャラクター人気投票での順位は8位(431票)。 巳虎神 マトラ(みこがみ マトラ) 声 - 藤原夏海 かるらの幼なじみである、半妖少女ベージュ短髪群青色の瞳、褐色肌とかるらに匹敵するバストサイズが特徴一人称は「アタシ」。常に棒付き飴を咥えている。誕生日10月10日血液型O型身長171センチメートル体重60.5キログラム3サイズはB101(H)-W63-H95。 強者との戦い最大の楽しみとする戦闘狂で、京妖怪最高戦力とされる怪物。さらにかるらか教えられ他心通を使うことで、相手心理先読みすることができる。かるらを「おひいさん」と呼び、その身を案じている。 初登場時は呑子や朧を一蹴し屋敷侵入した狭霧雲雀同時に圧倒するが、酒を5合呑んで力を高めた呑子との再戦完敗する。この戦いで呑子をよきけんか仲間認識するようになり、漫画アシスタント務めるようになる第1回キャラクター人気投票での順位16位(24票)。第2回キャラクター人気投票での順位13位(176票)。 緋扇 我流駄ひおうぎ がるうだ) かるらの父で、西軍の幹部かつては勇猛容赦のない性格だったが、関ヶ原の戦乱入したコガラシ圧倒的な強さに心を折られ2年後の現在も腑抜けたままとなっている。現在は緋扇学園理事長スズツキ かるらの側近の雀天狗。かるらの命令で、ヤツデ使った変化の術コガラシをこけしに変化させる。かるら同様、他者の心を聴く他心通を習得している。 夜々猫神たちに敗北しアラマキ追い詰められるものの、かるらには絶対忠誠誓っており、かるらの命令命がけ守りぬく。 逢牙が急襲した際は、転送術で幽奈たちを必死にサポートする三羽鴉さんばがらすスズツキ行動ともにするかるらの家来実力はかるらやマトラには遠くおよばずとも鴉天狗では十指に入る手練れシラタマとの戦いでは、シラタマ敗北するものの彼を霊力切れまで追いつめる

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西軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 22:31 UTC 版)

采配のゆくえ」の記事における「西軍」の解説

石田三成身長:173cm / 年齢23歳趣味ダジャレ / 苦手: 主人公豊臣家忠誠誓い自分信念誇り持ち敵味方問わず誠実に相対する熱血漢である。そのため、左近らからは「バカ」呼ばれるが、それこそ三成最大魅力であり、長所といえる。情より理屈優先しがちで、根回しも苦手であり味方少ないが、彼の真意を知る者たちとは、なかばあきれられながらも強い絆で結ばれている。ゲーム中盤明らかになるあるエピソードにより、人の心を読む「天の眼」の力に目覚め、これが極限まで高まると、戦場流れをも読むことができるようになる。つまらないダジャレ連発し、たまきに呆れられることが多々ある。西軍を指揮した経験から、人間的に大きく成長していく。 島左近身長:180cm / 年齢40歳趣味散歩旅行 / 好物団子 三成家臣であり、天下に名を知られる軍師君主である三成遠慮なしにバカ呼ばわりしているが、実際に敬服の念を持ち三成安否不明となった際にはうろたえ、我を失いかけたりもする。三成理想論真摯に受け止め実現のために命を懸ける、頼れる父親的な存在。 たまき(身長:140cm / 年齢15歳趣味:木のぼり / 好物だいふく 島左近娘。前線赴く左近代わり警護兼補役として、三成陰に日向助ける。父同様、三成に対してずばずば物を言う仕事第一だった左近とは、幼少時から武芸軍学厳しく仕込まれたこともあって心の溝があり、人目のないところではお互いによそよそしく時には険悪に接するなど、距離を感じさせる白ネズミだいふく連れている。 大谷吉継身長:178cm / 年齢27歳趣味ひなたぼっこ / 好物塩こんぶ 三成親友であり、西軍きっての切れ者。病により余命僅かであり、既に視力失っているが、三成との友誼と義のため、西軍に参戦する外見優男然としているが、優れた戦略眼を持ち、勝つためには時に仲間や自らをも犠牲にする豪胆さを見せる。 宇喜多秀家身長:168cm / 年齢21歳趣味読書 / 苦手:好き嫌いなし 西軍の主力率い武将備前57万石大大名であり、秀吉養子ということもあって、非常にわがままで傲慢なお坊ちゃん。しかし、その栄誉矜持を守るために、影で人一倍努力している一面もある。 小西行長身長:150cm / 年齢43歳) 趣味金勘定 / 苦手:好き嫌いなし 西軍の武将商人上がりらしく、損得第一に考え算盤手放さない味方危機にも「得」を見い出せない限りは、助けに入ることがない。少しでも危険を感じれば、すぐに戦場離脱しようとするが、それは「家臣領民のためにも損をしてはならない」という彼なりの哲学よるものであり、家臣らの命のためなら自分投げ出すことも辞さない島津義弘身長:195cm / 年齢55歳趣味昼寝 / 好物 西軍の武将。「鬼島津」と呼ばれる九州の雄で、無口泰然とした歴戦の勇士大大名ながら、関ヶ原参戦時の兵力少なく積極的に戦闘参加しようとしないなど、謎の行動見せる。家臣一同からの支持絶大であり、そのリーダーシップ発揮して一騎当千活躍見せる。額に丸十字模様があるオニぼんたんという名のネコを常に抱きかかえている。名前の由来は姿がボンタン似て鬼のように強いことから。感情変化少な義弘感情表象している。なお、義弘は、朝鮮出兵において、瞳孔時を見るため、七匹連れていたという伝承がある。 島津豊久身長:190cm / 年齢28歳趣味兵法勉強 / 好物焼酎 西軍の武将であり、義弘の甥。戦闘傍観している義弘代わり実質的に島津軍指揮任されている。敵の策略により、三成侮辱されたと思い込んでしまったため、誤解解けた後も三成を嫌い続ける(人の好き嫌い激しい)。ただし、理に適った采配であれば受け入れ度量持ち合わせる。非常に強面小早川秀秋身長:170cm / 年齢16歳趣味笑顔練習 / 好物たけのこ かつては豊臣秀吉後継者として養子になったが、嫡子・秀頼の誕生により、その立場を失うことになった悲劇貴公子。西軍の主力武将であるが、部隊を動かす気配見られない普段愛くるしい笑顔邪気のない振る舞いをしているが、胸の内豊臣秀吉始めとするさまざまな人物への恨み満ちている。 毛利秀元身長:170cm / 年齢22歳趣味囲碁 / 好物牡蠣 西軍総大将毛利輝元名代として参戦兵力的にも西軍の主力であったが、家臣吉川広家東軍通じており、意図的に戦闘妨害したため、不戦余儀なくされている。毛利の名の重圧から、自らが決断することを拒み周りの者の言いなりとなっている。 吉川広家身長:180cm / 年齢38歳趣味料理 / 好物エビ 毛利輝元家臣であり、毛利家では実力実績があるため、絶大な発言力を持つ。合戦開始後もまったく動く気配がないどころか、毛利軍進路阻む形で布陣している。 安国寺恵瓊身長:100cm / 年齢53歳趣味おしゃべり / 好物おとうふ 外交手腕優れ僧侶の身でありながら大名となった武将とはいえ仏に仕える身であるため、争いを嫌い、積極的に戦闘参加しないこともあるが、必要とあれば、「一蓮托生」の精神協力惜しまない

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西軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 17:41 UTC 版)

関ヶ原 (小説)」の記事における「西軍」の解説

石田三成 秀吉寵臣五奉行一人近江国坂田郡地侍の家の出で、寺の小僧をしていた少年期秀吉利発さを気に入られ小姓取り立てられ長じて家臣となった数理長けた極めて優秀な能吏で、卓抜した吏才を発揮して秀吉重用された。豊臣家対す忠誠心は非常に強く秀吉死後野心露わにした家康弾劾し、反家康勢力取りまとめ総勢十万にも及ぶ大軍勢を組織し未曾有の大戦挑んだ道理信義何よりも尊び、背腹離叛日常乱世において珍奇なほどの理想主義者。天下簒奪を狙う家康を「老奸」と呼んで目の仇とし、保身しか考えず家康媚びる諸大名憎悪する。しかし、明敏な頭脳持ちながらその発想は常に観念論倫理基準とした批評範疇留まり客観的な現実認識できない。自らの理想独善的押し通すことが煙たがられることを理解できず、常々「へいくゎい者」(横柄者)と陰口叩かれている。また、訴訟などもめ事生来検察官性格から法理論絶対視し、人の心の機微をまるで斟酌せずごく事務的に検断して、たびたび反発受けた。さらに、己の才を高く自負するために人を見下す癖もあり、怜悧利かん気小僧といった風貌相まってことあるごとに無用の反感を買い腹心島左近には人から嫌われる要素これほど揃っている男も珍しいと苦笑混じり評された。 関ヶ原では西軍十万実質的な指揮者として東軍との対決臨んだ。しかし小身大名であるために直接指揮できる兵がわずかしかなく、また人望もないために諸将との連携上手くいかず、軍の統御難渋した。また防諜調略といった感覚欠け家康執拗なまでの攪乱工作を防ぐことができず、無数の内応者を出して西軍は内部から瓦解することとなる。敗北後再起図って戦場から落ち延びる捕縛され六条河原斬首された。 島左近 三成腹心かつては大和国筒井氏侍大将として仕え政略合戦天才として名を轟かせた。その才を高く買った三成は、筒井家辞して近江隠棲した左近幾度も訪ねて口説きついには自らの知行半分近く割いて家老召し抱えた。その政軍ともに傑出した能力からすで天下名士として高名であり、居城佐和山城同じく小身三成には分不相応として、「三成過ぎたるものが二つあり 島の左近佐和山の城」などと詠われた。 かつて信玄在世中の武田家客分として身を置き、家康信玄手痛い敗北被った三方ヶ原の戦いにも参戦し一騎駆け潰走した家康追い回したこともあって、家康とは多少因縁がある。陰湿な策謀を得意とする家康性格好まぬ一方で三成少年じみた稚気を危ぶみながら愛し精神論傾きがちな三成戦術家として現実的観点から補佐した時に諭し時に叱責し師のように自身支えてくれる左近三成恃みとし、さながら気の合う叔父のように接した関ヶ原では鬼神如き勇猛さ戦場狭し駆け回り東軍将兵大いに慄かせた。しかし小早川の裏切りによって敗戦決定的になるともはやこれまで覚悟固め僅かな家臣とともに家康本陣決死突撃試み戦死する小早川秀秋 豊臣家連枝で、筑前筑後大領を持つ大名北政所の甥で実子恵まれぬ秀吉養子となり、一時後継者とも目された。しかしその器量凡人以下の愚人であり、無思慮柔弱な馬鹿殿として天下知らぬ者はない。常々愚鈍な振る舞いばかりして秀吉不興買っていたが、総大将として出向いた朝鮮ノ役で失態繰り返して後はいよいよ厄介者扱いされるようになった家康秀吉疎んじられ秀秋に近づいて慰撫し、様々な厚情見せて巧みにその心を捉えた。 関ヶ原には事前に家康寝返り約束して西軍の一将として出陣する。しかし秀頼の成人まで天下任せるという三成提示してきた巨利に心がぐらつき、戦が過境に入った後も挙措決めかね日和見していたが、しびれを切らした家康鉄砲撃ちかけられ恫喝されるや途端に震えあがり、慌てて東軍加勢した。この小早川隊の行動きっかけとなって他の内応諸将次々と寝返り、西軍は総崩れとなって戦の帰趨確定した直江兼続 上杉氏家老傑出した軍略の才を持ち当主である景勝補佐する先君上杉謙信少年の頃から仕え主君というよりも弟子として師事し、その軍法のみならず義侠尊ぶ性格をも受け継いだ三成とは上杉家秀吉恭順した際に知り会い、共に義を重んじる性格であることから意気投合し莫逆契り交わした跡継ぎの秀頼が幼君であることにつけ込んで天下奪おうとする家康振る舞い義憤感じ会津征伐乗り出した家康三成とともに挟撃するという一大構想立て関ヶ原の戦い発端作った家康怒らせるために叩きつけた弾劾状(直江状)は、徹頭徹尾その非をなじる痛烈な悪罵貫かれたもので、「このような無礼な手紙見たことも聞いたともない」と家康呆れさせた。 大谷吉継 越前国敦賀領する大名。元は秀吉小姓で、秀吉利発さを愛されて目をかけられ長じて後に大名抜擢された。三成とは小姓時代からの親友同士で、癩病病んだ後も気にせず接してくれる三成に強い友情感じ刎頸の交わりともいえる友誼結んだ三成挙兵については当初無謀止めたものの、決意揺るがぬと知るに及んでこれを受け入れ三成生死共にするべく戦陣に立つ。 関ヶ原では癩病進行し皮膚崩れて甲冑着けらぬ状態で両目も完全に失明していたが、板輿乗って戦場回り指揮をとった。かねて秀吉に「百万の軍を任せてみたい」と見込まれ通りその采配見事なもので、西軍の多くの兵が戦況傍観して動かぬ中で勇猛果敢戦い東軍翻弄した。ところが戦が佳境入ったところで小早川秀秋の裏切りに遭い東軍との戦いで隊形伸びきっているところを衝かれ、大打撃を受ける。さらには呼応して寝返った叛将達の部隊にも包囲され、しばし絶望的な抵抗続けたものの、やがて力尽きて自刃した。 安国寺恵瓊 伊予国領地を持つ大名。元は毛利氏外交であった織田信長在世中から秀吉天下到来予見し、毛利氏外交秀吉の利に合うよう誘導し天下取り一助担った豊臣政権成立して後は、その手腕を高く評価した秀吉によって外交参謀となり、僧のまま大名取りてられた。秀吉死後家康台頭見越していたが、自身築いた自負する豊臣政権愛着を持つことから三成挙兵計画構想段階から加わり外交顧問として影響力を持つ毛利氏の西軍参加取り決め当主の輝元を西軍総大将地位就けた関ヶ原には僧の身ながら自領の軍隊率いて参加し家康本陣のすぐ後背南宮山布陣する。ところが山頂布陣し毛利軍部隊率い吉川広家内応疑惑持ち上がり山頂毛利隊に睨みをきかされるような格好動き封じられ結局一戦できないまま敗戦迎えた。西軍崩壊とともに戦場離脱して逃亡するもののほどなく捕縛され三成同様に六条河原斬首される。 島津義弘 薩摩国大名天下第一の名を恣にする薩摩兵を統率する名将であり、朝鮮ノ役ではその武勇は海を超え明軍朝鮮軍までをも恐懼させた。現在では頭を丸め「惟新入道」と号しているが、将としての威望揺らいでいない。 関ヶ原では当初東軍与しようとするものの徳川方との意思疎通上手くいかず、甥の豊久と共になりゆきで西軍に味方することとなる。かつて九州征伐秀吉恭順した後に理財指導受けたことから元来三成とは懇意であったが、前哨戦での自身重く扱わぬ三成態度立腹し本戦では西軍のために働こうとせずかといって東軍にも味方せず、戦場凝然と中立保ち続けた。が、西軍が惨落して三方ことごとく敵の人馬満ちた後に俄に軍事行動開始し家康本陣かすめて退却するという驚天動地退却戦を試み士卒大部分失いながらも本国に帰り着いた。この島津勢の決死退却戦は家康心胆を寒からしめ、その後巧み謝罪外交相まって敗戦大名ありながら戦後理において領地一石も削ることも許さなかった。 吉川広家 毛利氏重臣政略・戦略ともに優れた識見持ち主で、毛利家軍事統括する早くから家康勝利を予測して東軍加担主張するも、外交統括する安国寺恵瓊退けられる。仮に西軍が勝とうとも豊臣家にすでに政権担当能力はなく、ふたたび乱世に戻るであろう世界凡庸な器量の輝元はとても乗り越えられない考え家康追従することが毛利家存続の道と判断し独断密使送って東軍内応約束する関ヶ原には輝元の養嗣子である秀元の補佐役として毛利隊を率いて参戦するものの、家康本陣後背南宮山に陣を張りながら一切軍を動かさず戦況傍観することに終始した内応知らずに軍を動かそうとする秀元を押し留め三成再三督促にも「弁当を使う」などといった屁理屈弄して動こうとせず、結局弁当広げるうちに戦は終わった毛利隊のこの行動は、戦後宰相殿の空弁当」(宰相=秀元)などと揶揄された。 宇喜多秀家 備前国中心に大領を持つ大名秀吉猶子であり、豊臣家対す忠誠心西軍諸将の誰よりも強い。が、少年期より秀吉猫可愛がり育てられたため苦労知らず公達といった面があり、小田原ノ陣や朝鮮ノ役で武功を立るなどそこそこの軍才はあるものの、甚だ政治感覚欠けており自家の騒動上手く捌く器量すらない関ヶ原には西軍最大部隊率いて出陣し多く部隊日和見して動かない中、大谷吉継同様に死に物狂い奮戦した。やがて小早川秀秋寝返りによって西軍が総崩れになると秀秋振る舞い憤激して刺し違えて死ぬとまで息巻いたが、家老明石全登に諭されて戦場から落ち延びることとなる。 真田昌幸 信濃国の小大名。小豪族群立周囲強国囲まれ厳し信濃政情の中で、巧緻謀略数々駆使して生き延び続けてきた老将殊に戦をさせれば神がかり的なまでの名人であり、戦術家として名声天下津々浦々にまで及んでいる。高い器量持ちながら小大名身分甘んじるしかなかった自身境遇に強い不満を抱いており、信濃甲斐の二ヶ国を恩賞として約束されたことから、西軍に味方する関ヶ原では息子幸村とともに居城の上田城籠城し、中山道進軍してきた徳川秀忠部隊挑発して釘付けにさせて足止めした。わずか二千の兵で三万八千もの大軍十日間翻弄し続け、ついに秀忠関ヶ原本戦への参加阻むことに成功する

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西軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 19:25 UTC 版)

魔法少女プリティ☆ベル」の記事における「西軍」の解説

アメリカ大陸からヨーロッパまでを領土とする王制国家北軍弱体化した今では最強魔王軍となっている。

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