天文13年 (きのえたつ 甲辰)
1544年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 05:04 UTC 版)
千年紀: | 2千年紀 |
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世紀: | 15世紀 - 16世紀 - 17世紀 |
十年紀: | 1520年代 1530年代 1540年代 1550年代 1560年代 |
年: | 1541年 1542年 1543年 1544年 1545年 1546年 1547年 |
1544年(1544 ねん)は、西暦(ユリウス暦)による、閏年。
他の紀年法
カレンダー
できごと
- ゼバスティアン・ミュンスターが科学百科事典コスモグラフィアの初版を出版する。コスモグラフィアは広く大衆が手に取りやすいように母国語で書かれており、同時期の本の販売部数が200部程度だったのに比べドイツ語版だけで5万部が売れ、100年以上も影響を及ぼし続けた[1]。
- 日本の近畿・東海が8月6日~7日(天文13年7月8日~9日)に暴風雨に襲われ、大洪水が発生して多数の死者が出た[2]。京都醍醐寺の僧、理性院厳助が同時代に見聞した記録「厳助大僧正記」によれば“京中人馬数多流失。在家町々釘抜門戸(扉のない門)ことごとく流失。四条・五条橋、祇園大鳥居流失。禁中(宮中)西方の築地流損。四足などの御門(親柱の前後に控柱が2本ずつある門)に於いては、武家奉公衆馳せ参じて事なし。東寺南大門西、四塚に至る舟を着く云々。日吉大宮橋流落。その外、叡山諸坊数宇、また僧俗稚児若衆数十人流死。淀・鳥羽辺に至って流れ留まり、稚児若衆の死体多し。凡そ前代未聞の珍事なり”と記している[3]。
誕生
死去
出典
参考文献
- ブライアン・クレッグ 著、石黒 千秋 訳 『世界を変えた150の科学の本』創元社、2020年2月20日。 ISBN 978-4-422-40045-7。
関連項目
1544年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:35 UTC 版)
アルキメデスの著作の原文が、初めてまとめて出版された。出版地はバーゼルで、ラテン語訳付きだった。これによりヨーロッパでは彼の業績が広く知られるようになり、円周率の研究もこれを出発点として本格的に再開された。この時点での西洋の円周率研究は紀元前のアルキメデスの時代からあまり進歩していなかったが、これ以降は急速に発展する。
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