1530年代
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1530年代(せんごひゃくさんじゅうねんだい)は、西暦(ユリウス暦)1530年から1539年までの10年間を指す十年紀。
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1530年代
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詳細は「1530年代」を参照 1530年フィリップ・メランヒトンが「アウクスブルク信仰告白」を起草する。 聖ヨハネ騎士団がマルタ島を領有する(マルタ騎士団)。 人文学者ギヨーム・ビュデがフランソワ1世に進言して「王立教授団(コレージュ・ド・フランスの前身)」が設立される。 1531年天王寺の戦い(大物崩れ)で細川高国政権崩壊。 琉球王国最古の歌謡集『おもろさうし』第一回結集。 世界最古の先物取引が行われた証券取引所としてアントウェルペン証券取引所が創設される。 メキシコで「グアダルーペの聖母」が出現。 1532年享禄・天文の乱により三好元長の堺政権(堺幕府)崩壊。この混乱で畿内各地を一向一揆が攻撃、奈良の興福寺ほかを略奪炎上させる。 細川晴元・六角定頼・法華一揆ら反対派が結集し、山科本願寺を焼き討ち。 1533年石山本願寺(大坂御坊)が本願寺教団の本山になる。 ベトナムで黎朝と莫朝が分裂し、南北朝時代が始まる( - 1592年)。 インカ帝国がフランシスコ・ピサロにより征服される。 フランス王子アンリ(後のアンリ2世)とカトリーヌ・ド・メディシスの婚姻。 イングランド王ヘンリー8世がキャサリン・オブ・アラゴンと離婚、アン・ブーリンと再婚。 アルジェリアのバルバロス・ハイレッディンがオスマン朝に帰服し、提督(パシャ)となる。 1534年イングランド国教会の成立。教皇クレメンス7世がイングランド王ヘンリー8世を破門。 ヘンリー8世が国王至上法を発布し、イングランド国教会がカトリック教会から分離。 ジャック・カルティエ第1回探検行。 イグナチオ・デ・ロヨラらイエズス会を結成。 フランスで檄文事件。 再洗礼派によるミュンスターの反乱。 1535年ジャック・カルティエ第2回探検行。イロコイ族の村落オシュラガの山をモンロワイヤルと命名。 ミラノのスフォルツァ家断絶。ミラノはハプスブルク家に支配される。 ヘンリー8世の離婚に反対したジョン・フィッシャーやトマス・モアが処刑される。 スペインがチュニスを占領し、ハフス朝を保護下に置く。 スペインがメキシコシティを首都にヌエバ・エスパーニャ副王領を設置。 1536年イングランド王ヘンリー8世がウェールズを併合。 ジャン・カルヴァンの『キリスト教綱要』が出版され、カルヴァンはジュネーヴにて宗教改革を行う。 天文法華の乱。 1537年スペインの探検団がパラグアイ川畔にヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオンを建設(現パラグアイの始まり)。 教皇パウルス3世が回勅「スブリミス・デウス」で新大陸先住民を奴隷とすることを禁止する。 1538年プレヴェザの海戦で、オスマン帝国艦隊がスペイン・ヴェネツィア艦隊に勝利し、地中海の制海権を握る。 オスマン帝国ハディム・スレイマン・パシャの遠征。ディーウ沖海戦で、ポルトガル艦隊がオスマン帝国艦隊に勝利、インド洋の制海権を握る。 1539年ヴィレル・コトレ勅令。
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