小牧山城とは? わかりやすく解説

小牧山城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 15:52 UTC 版)

小牧山」の記事における「小牧山城」の解説

小牧山城(こまきやまじょう)は、日本の城織田信長美濃攻め拠点として築城し、後の小牧・長久手の戦いでは、徳川家康の陣城となった濃尾平野独立峰である小牧山築城された城で、織田信長美濃攻め終えるまでの4年間しか使用されなかった。このため急造の砦に近いものと想像されていたが、近年の発掘調査結果で、城郭取り巻三重石垣三段石垣で一番下の段は腰巻石垣)が発見された。そして城の南部発掘調査では、小牧山築城によって移転してきた住民によって営まれ町割発見された。これにより小牧山城は戦時急造の城ではなく清州城代わる新たな拠点として築かれ城郭であることが判明した。現在は小牧山城が後に織豊系城郭呼ばれる城郭体系原点であるとされる南山麓から本丸のある頂上に向かう位置には防衛不向きな大手道が設けられている。途中中腹から折れのある道へと変化しており、後の安土城縄張りとの類似性指摘されている。

※この「小牧山城」の解説は、「小牧山」の解説の一部です。
「小牧山城」を含む「小牧山」の記事については、「小牧山」の概要を参照ください。

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