畠山氏とは? わかりやすく解説

はたけやま【畠山】


畠山氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 14:06 UTC 版)

畠山氏(はたけやまし/はたけやまうじ)は、武家士族だった日本氏族桓武平氏系と清和源氏系の2家系あり、前者は秩父氏一族で平安時代末から鎌倉時代初期の豪族だが、北条氏に滅ぼされた(こちらについては畠山氏 (平姓)参照)[1]。後者は足利氏一族で室町時代守護大名幕府管領家として栄えた[1]。しかし同家の家督争いが応仁の乱の一因となり、その後も内紛が続いて没落した[1]江戸時代には高家として残り、明治維新後「足利」に復姓して士族[2]。分家に能登の守護を代々世襲した能登畠山氏もあり[1]、こちらも江戸時代の高家を経て維新後士族となった(こちらは畠山姓のまま)[3]


注釈

  1. ^ 異説として、時政女を所生とする畠山重忠の娘[4]
  2. ^ ただし、重忠の所領は後家(一説に岳母)から直接息子泰国に継承され[5]、さらに一部は新田義兼の娘の子孫である岩松氏に流れた可能性がある[6]など、義純の畠山氏継承には不明点も多い。

出典

  1. ^ a b c d 日本大百科全書(ニッポニカ)『畠山氏』 - コトバンク
  2. ^ a b c 松田敬之 2015, p. 53.
  3. ^ a b c 松田敬之 2015, p. 573.
  4. ^ 竹村 2009, p. 23.
  5. ^ 渡 2012, p. [要ページ番号].
  6. ^ 彦由 2012, p. [要ページ番号].
  7. ^ 松田敬之 2015, p. 54/573.
  8. ^ 東四柳史明 著「能登畠山氏」、山本大、小和田哲男 編『戦国大名系譜人名事典 西国編』新人物往来社、1986年、59頁。 
  9. ^ 畠山氏を称したという史実は、横山昭男『上杉鷹山』(吉川弘文館、1987年)の4ページに『勝煕(のちに畠山氏を名乗る)』との記述があることより確認できる。治憲との関わりが薄いこともあり、同書でも上記以外の説明はない。
  10. ^ 萩尾俊章(『沖縄県立博物館紀要』20号、1994年)114頁



畠山氏(匠作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/26 15:40 UTC 版)

相伴衆」の記事における「畠山氏(匠作家)」の解説

能登守護

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