平良文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/22 01:35 UTC 版)
平 良文(たいら の よしふみ)は、平安時代中期の武将。桓武天皇四世。平高望の五男。官位は従五位上、陸奥守、鎮守府将軍。
注釈
- ^ a b 『千葉大系図』では、仁和2年3月18日(886年4月29日)生まれ、天暦6年12月18日(953年1月11日)没とするが信憑性は確かめられておらず、例えば『日本古代中世人名辞典』などの人名辞典では「生没年不詳」としている。
- ^ 『尊卑分脈』では、良正を良茂の子とし、三浦氏・鎌倉氏・長尾氏・大庭氏・梶原氏等の祖は、良文ではなく良正としている。
- ^ 『将門記』には良文の名はなく、『尊卑分脈』の坂東八平氏の系図には混乱が見られることから、平高望とは無縁の氏族が後世になって仮冒したものと考える研究者もいる[3]。
- ^ 将門に敵対した繁盛は、子の忠頼から「仇敵」とよばれていることから、良文は将門と親しかったものと推測されている[5]。
- ^ しかし、最初に将門殺害の情報を発したとされる「平良□」を「平良文」とし、反将門側に属していたとする説もある[6]。
出典
[続きの解説]
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