樹林寺_(香取市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 樹林寺_(香取市)の意味・解説 

樹林寺 (香取市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/14 06:20 UTC 版)

樹林寺
下総樹林寺
所在地 千葉県香取市五郷内2063
位置 北緯35度49分24.4秒 東経140度37分32.7秒 / 北緯35.823444度 東経140.625750度 / 35.823444; 140.625750座標: 北緯35度49分24.4秒 東経140度37分32.7秒 / 北緯35.823444度 東経140.625750度 / 35.823444; 140.625750
山号 白華山
宗旨 臨済宗
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 夕顔観世音菩薩
創建年 大治年中(1126年)
正式名 白華山樹林寺
法人番号 2040005013157
テンプレートを表示

樹林寺(じゅりんじ)は、千葉県香取市五郷内にある寺。山号を白華山といい、千手千眼観音を本尊とする臨済宗の寺である。

概要

寺伝によれば、本尊の夕顔観音は延長元年(923年)にユウガオより出現した霊仏であり、大治元年(1126年)には千葉常重が夢のお告げにより祖先の平良文念持仏を本尊として、稲荷山の中腹に堂宇を建立したことが始まりとされる。

その後、建保6年(1218年)に森山城東胤頼が堂宇を修復し、僧、宥覚が本寺を秘密の修練道場と定めた。天文元年(1533年)には覚源禅師が真言宗から禅宗に改宗した。

多胡藩主の保科正光は、当時ここの夕顔観音を深く信仰し、高遠に転封となった際、それを持ち帰ろうとしている。しかし、住民の反対にあったので、観音の模造品を作り、高遠にも同じ樹林寺という寺を作ってそこに収めた。

元禄15年(1702年)、徳川綱吉の母桂昌院は夕顔観音の霊験あらたかなるを聞き、江戸城に厨子を置き日夜信仰し、白銀20枚を賜ったという。[1]

アクセス

  • JR成田線 小見川駅 徒歩55分

脚注

  1. ^ おみがわふるさと小径設置事業

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  樹林寺_(香取市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「樹林寺_(香取市)」の関連用語

樹林寺_(香取市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



樹林寺_(香取市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの樹林寺 (香取市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS