赤穂浪士とは? わかりやすく解説

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あこう‐ろうし〔あかほラウシ〕【赤穂浪士】

読み方:あこうろうし

[一]赤穂義士

[二]大仏次郎長編歴史小説昭和2年(1927)から昭和3年(1928)にかけて東京日日新聞連載。これに加筆した単行本昭和3年(1928)から昭和4年(1929)にかけて刊行


赤穂浪士

作者阿井渉介

収載図書大江戸ひっくり返史―露八史
出版社河出書房新社
刊行年月2007.3


赤穂浪士

読み方:アコウロウシ(akouroushi)

作者 大仏次郎

初出 昭和2~3年

ジャンル 小説


赤穂事件の人物一覧

(赤穂浪士 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 04:41 UTC 版)

赤穂事件の人物一覧(あこうじけんのじんぶついちらん)では、赤穂浪士(あこうろうし)をはじめとした、赤穂事件に関連する人物に関して記載する。


注釈

  1. ^ 当時は武家においては現代と同様に午前0時が1日の始まり、庶民においては日の出が1日の始まりとされていた。そのため、討ち入りは武家の時法では12月15日未明であるが、庶民の時法では12月14日深夜となる。
  2. ^ たとえば四十七士の一人である小野寺十内は義兄(妻の兄)が脱盟したため義兄を義絶したが、その結果として小野寺の妻「おたん」は兄を頼る事ができなくなってしまっている[8]。 おたんは討ち入り後、京都で自害している[8]

出典

  1. ^ a b 百科事典マイペディア『赤穂浪士』 - コトバンク
  2. ^ 宮澤(2001) p28、p147-151
  3. ^ 例えば1888年の『江戸本所讐討 : 赤穂浪士吉良義英』 森仙吉編、東京屋 近代デジタルイブラリー
  4. ^ a b c d e f 谷口(2006) p164-171
  5. ^ a b c 山本(2012b) 第一章3節「新参者と元藩士」
  6. ^ 山本(2012b) 第一章3節「討ち入り参加者の特徴」
  7. ^ a b c d e f g 谷口(2006) p108-117
  8. ^ a b c 谷口(2006) p134-135
  9. ^ a b c 佐々木(1983) p203-206
  10. ^ a b 佐々木(1983) p290-293
  11. ^ a b 佐々木(1983) p294-301
  12. ^ 佐々木(1983) p318-322
  13. ^ a b c 佐々木(1983) p287-288
  14. ^ a b 宮澤(1999) p159
  15. ^ 宮澤(1999) p159
  16. ^ 「間新六は肌を不脱前に三宝を載、脇差をとり、腹に突立候なり。御目付衆の見及も腹につき立てたると見給ふ故に、御小人目付を以て見せられ候所に、もはや桶に入候を取出し見候へば、腹に突立、六七寸程引まはし候也」
  17. ^ a b c 佐々木(1983) p313-314
  18. ^ 谷口(2006) p142
  19. ^ a b 山本(2012b) 第三章2節「安兵衛の焦り」
  20. ^ 中央義士会は「大高が山田宗徧から情報を得たり、大石が羽倉斎から日程を聞きだしたという話よりは信憑性が高い。おおむね事実である」としている(赤穂義士会『忠臣蔵四十七義士全名鑑 子孫が綴る、赤穂義士「正史」銘々伝』(小池書院、2007年)
  21. ^ a b 佐々木(1983) p259-262
  22. ^ a b 山本(2012a) 第六章三節「寺坂吉右衛門の行方」
  23. ^ 「本所方ニハ死人十五人、手負二十三人に候」(『上杉家文書』より「米沢塩井家覚書」)
  24. ^ a b 佐々木, pp. 385–386.
  25. ^ a b c d 佐々木, pp. 390–391.
  26. ^ 山本 2012a, §6.3.
  27. ^ a b c 野口(2015) 第七章「吉良邸討ち入り」3節「本懐を遂げて」の「首級をあげる」
  28. ^ 『忠臣いろは実記』文化デジタルライブラリー
  29. ^ 『四十七石忠箭計』近代デジタルライブラリー
  30. ^ 細井広沢・加筆編纂『堀部武庸日記』
  31. ^ 野口(1994) p85
  32. ^ 山本 2012a, §2.2.
  33. ^ 山本 2012a, §2.4.
  34. ^ a b c d e 宮澤(1999) p72
  35. ^ 佐々木, pp. 360.
  36. ^ 谷口, pp. 159.
  37. ^ 谷口, p. 167.
  38. ^ a b c d e 山本 2012b, §2.3.
  39. ^ 佐々木, p. 400.
  40. ^ 山本 2012a, §3.4.
  41. ^ a b 田口(1998) 第五章1節「女でしくじった男の話」
  42. ^ a b 佐々木, p. 418.
  43. ^ a b 宮澤(1999) p134-136
  44. ^ a b c d 田口(1998) 第三章2節「大石ファミリー」
  45. ^ a b 宮澤(1999) p134-136
  46. ^ 宮澤(1999) p105
  47. ^ 田口(1998) 第三章2節「妻たちの苦悩」
  48. ^ a b 田口(1999) p32
  49. ^ a b c d 『忠臣蔵-その成立と展開-』松島栄一著 岩波新書 p109
  50. ^ a b 田口(1998) 第五章2節「 心乱るる庄左衛門」
  51. ^ 佐々木, pp. 365.
  52. ^ 谷口, p. 123.
  53. ^ 谷口, p. 124.
  54. ^ 谷口, p. 131.
  55. ^ a b c d 佐々木, p. 398.
  56. ^ 佐々木(1983) p398
  57. ^ a b 山本 2012a, §5.2.
  58. ^ 赤穂義士史料上(1931) p263
  59. ^ 野口(1994) p140
  60. ^ 野口(1994) p140
  61. ^ 伴蒿蹊、 三熊花顛『近世畸人伝』「北野におる灰方藤兵衛」
  62. ^ 中島康夫『大石内蔵助の生涯』81p(中央義士会)
  63. ^ a b 山本(2012a) 第一章二節「吉良の家系」
  64. ^ 山本(2013) p67
  65. ^ a b 山本(2013) p159
  66. ^ a b 山本(2013) p193-196
  67. ^ a b c d 佐々木(1983) p439
  68. ^ 山本 2012a, §1.2.
  69. ^ a b c 宮澤(1999) p49


「赤穂事件の人物一覧」の続きの解説一覧

赤穂浪士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 04:14 UTC 版)

用心棒日月抄の登場人物」の記事における「赤穂浪士」の解説

いずれも第1巻登場大石内蔵助おおいし くらのすけいわゆる四十七士首魁本作では、藩主浅野内匠頭城中刃傷原因が、彼の異常な潔癖短気によるものだと見抜き過去の判例照らして幕府の裁定正当だ認めている。しかし、このままでは内匠頭家臣たちが物笑いになると恐れて浅野家再興の道が閉ざされた後、生き証人である吉良上野介抹殺することを決意した討ち入り決定前の放蕩については、本作では、偽装ではなく本当遊びだったとされている。 討ち入り直前垣見五郎兵衛(かけひ ごろべえ)という偽名平間滞在した際、用心棒として雇われ又八郎と対面した史実はこちらのページ堀部安兵衛ほりべ やすべえ長江左衛門という偽名使い道場主に身をやつしていた。相模屋通じ又八郎に一時的な代稽古依頼してきた。その道場の母屋には、武士町人など雑多な人々出入りしていたが、又八郎はそこが赤穂浪士一党巣窟であることに気づく史実はこちらのページ吉田忠左衛門(よしだ ちゅうざえもん) 又八郎が備前屋女房おちせの警護をした際、寺でおちせと話をしていた人物。その話を盗み聞きした又八郎は、備前屋が赤穂浪士の支援をしていることを知る。後に、長江左衛門の家に現れたことで、又八郎は長江道場一党拠点であると気づき平間にも現れたことで、警護対象垣見五郎兵衛大石内蔵助だと分かった密偵おりんの話では、田口一真という偽名使い新麹町で兵学者をしている。 史実はこちらのページ神崎与五郎かんざき よごろう) 父である半右衛門が、細谷と共に津山藩森家仕えていた。津山藩つぶれて右衛門浪人となったが、与五郎赤穂藩仕官した美作善兵衛という偽名使い吉良家のすぐそばの相生町に、木綿物を扱う「米屋という名の商店開いている。 長江道場頻繁に出入りしている。そして、道場探っていた密偵、朝次を暗殺したが、又八郎はその場面を密かに目撃した史実はこちらのページ茅野和助(かやの わすけ) 神崎与五郎と同様、津山藩離れた後、赤穂藩仕官した史実はこちらのページ岡野 正体本作では明らかにていないが、岡野金右衛門のことと思われる神崎と共に密偵暗殺した山本長左衛門 偽名正体本作では明らかにていないが、富森正因思われる新麹町で町人に身をやつしている。長江左衛門堀部安兵衛)の推薦で、大石内蔵助警護又八郎に依頼してきた。また、又八郎と細谷吉良家用心棒入った際、又八郎の知人である土屋清之進を通じて討ち入りの日を知らせそれまで立ち去るよう暗に勧めてきた。

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赤穂浪士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 02:22 UTC 版)

赤穂事件の人物一覧」の記事における「赤穂浪士」の解説

赤穂浪士(あこうろうし)は、元禄15年12月14日1703年1月30日深夜旧主浅野内匠頭長矩の仇である高家吉良上野介義央屋敷討ち入り吉良義央および家人殺害した赤穂事件)元赤穂藩大石良雄以下47人の武士である。

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赤穂浪士

出典:『Wiktionary』 (2020/06/02 13:16 UTC 版)

固有名詞

(あこうろうし)

  1. 元禄15年12月14日1703年1月30日)の深夜[1]旧主浅野長矩仇討ちとして吉良義央らを殺害した旧赤穂藩士、大石良雄47人の武士

同義語

脚注

  1. ただし真夜中過ぎて翌朝になったので、現在のとなえかたによればその翌日となる。

「赤穂浪士」の例文・使い方・用例・文例

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