勅選弁護士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 01:49 UTC 版)
イングランドおよびウェールズに固有の制度で、特に複雑な事件の弁論のみを行う弁護士をいう。従来は経験年数10年以上の法廷弁護士の中から大法官の助言に基づき国王がこれを任命していた。しかし、制度改正を経た現在では、選考委員会(Selection Panel)が申請に基づき法廷弁護士と上級事務弁護士の中から選考を行い、大法官の助言を経て国王が任命することとなっている。故に「国(女)王の弁護士」とも呼ばれる。
※この「勅選弁護士」の解説は、「法廷弁護士」の解説の一部です。
「勅選弁護士」を含む「法廷弁護士」の記事については、「法廷弁護士」の概要を参照ください。
- 勅選弁護士のページへのリンク