アイ‐オー‐シー【IOC】
読み方:あいおーしー
アイ‐オー‐シー【IOC】
読み方:あいおーしー
《Intergovernmental Oceanographic Commission》ユネスコ政府間海洋学委員会。海洋の自然現象および海洋資源に関する科学的調査を促進することを目的として、1960年に設立されたユネスコの委員会。
アイ‐オー‐シー【IOC】
読み方:あいおーしー
アイ‐オー‐シー【IoC】
政府間海洋学委員会(IOC)
メジャーズ

国際大手石油会社
【英】: international major oil company
同義語: 国際石油会社 メジャーズ
略語: IOC

国際石油会社

政府間海洋学委員会(せいふかんかいようがくいいんかい)
制御の反転
コンピュータプログラミングの用語で制御の反転(Inversion of Control、IoC)とは、なんらかの種類のプログラムにおいて、プロシージャを「呼び出す側」と「呼び出される側」が、従来のプログラムとは逆になるようにする、ということである。
たとえば従来の、シェルのコマンドで実行される古典的なアプリケーションではメインループが最上位で動いており、そこからライブラリなどのAPIを呼ぶのに対し、ウェブブラウザ中で実行されるJavaScriptアプリケーションでは、各種のハンドラがブラウザから呼ばれてアプリケーションが動く、というのも大きく見ればそのような「反転」の一種と言える。これが使われる一例としては、プログラムのモジュール化を促進して、その拡張性を高めるために用いられている[1]。
用語として Inversion of Control を略した IoC を広めたのはロバート・マーティンとマーティン・ファウラーらである。IoC は彼らの「依存性逆転の原則」とは関係しているが異なるものである。依存性反転原則は、共有された抽象化を通じて、高次と低次の抽象化レイヤー間の結合度を下げることを示している。従来からのプログラミングでは、フローはコードの中核部分で制御されている。IoCを使うと、これが全く変わってくる。呼び出し側は応答を得るが、いつどのようにして応答を得るかは呼び出し側が制御できない。逆に呼び出された側がいつどのようにして応えるかを決定する。
概要
従来式のプログラミングでは、例えば、あるアプリケーションのmain関数が、メニューライブラリ内の関数を呼び出して、利用可能なコマンドの一覧を表示し、その中のどれか一つの機能をユーザーに選ばせる[2]。するとそのライブラリはユーザが選んだ項目を、関数呼び出しに対する戻り値として返し、するとmain関数がその戻り値を使って、関係する命令を実行する。このスタイルはテキストユーザインタフェースでは一般的である。たとえば、電子メールクライアントであれば、スクリーン上に「新着メールを読み込む」、「このメールに返信する」、「新規メール作成」などのコマンドが表示されており、ユーザがいずれかのコマンドを選択するまで、プログラムの実行はブロックされた状態になる。
一方、制御の反転を使うと、このプログラムは、汎用的な振舞いやグラフィック要素を持っているソフトウェアフレームワークを使って書かれることになるだろう。そうしたフレームワークには、たとえばウィンドウシステムや、メニュー、マウス制御などが既に組み込まれている。個別に開発するコードは、フレームワークの「空白部分を埋める」ものになる。たとえば、メニュー項目の一覧を与えるとか、それぞれのメニュー項目に対応するサブルーチンを登録するといったものだ。一方、ユーザの操作を監視していて、ユーザがメニュー項目を選択したときに、それに対応するサブルーチンを呼び出すのはフレームワークの側だ。メールクライアントの例で言えば、フレームワークはキーボードとマウスの両方の入力を追う事が出来ていて、いずれかの方法によりユーザがコマンドを実行した場合に、その命令を呼び出す。それと同時に、新着メッセージがないかどうかを見るためにネットワーク・インターフェイスも監視しており、何らかのネットワーク活動を検知した場合には画面を更新する。それと同じフレームワークが、表計算プログラムやテキストエディターの骨組にも利用できる。逆に、フレームワークは電子メールクライアントや、表計算や、テキストエディターについては何も知らない。それらの機能の実現には個別に実装されたコードを使っているからである。
制御の反転ということは、再利用可能なコードと、個別目的のためのコードは、たとえそれらが一つのアプリケーションの中で一緒に動くものであるとしても、それぞれ独立したものとして開発されるということを暗黙的に言っている。ソフトウェアフレームワーク、コールバック、スケジューラ、イベントループ、依存性の注入は、制御の反転の原則に従ったデザインパターンの例である。しかし、制御の反転という用語は、オブジェクト指向プログラミングの文脈の中で最もよく使われる。
制御の反転は以下のような設計目的のために使われる:
- あるタスクの実行を実装から分離するため
- あるモジュールを、目的とするタスクだけに集中させるため
- モジュールを作る際に、他のシステムが何をどのようにするかについて仮定しながらコーディングすることから解放し、そのかわり契約に依拠してコーディングするため(契約プログラミング)
- モジュールを置き換える際の副作用を予防するため
ハリウッドの原則
制御の反転は冗談として時々「ハリウッドの原則」と呼ばれることもある[3]。つまり「君の方から電話してこないで。君が必要な時はこっちから電話するから」ということである(つまりここでの「ハリウッド」は、いわゆる「買い手市場」の代名詞ということである)。冗談ではあるが、「電話する」という英語の動詞 call と、サブルーチン呼出(subroutine call)の call を掛けたダジャレになっている(英語では)。
背景
そもそも、コンピュータ科学ないしはソフトウェア工学などの観点から、これは何か斬新なアイディアというわけではない。IoC という言葉を広めたマーティン・ファウラー自身も[4]起源は1988年に遡るとしている。この考え方は、階層による抽象化とよく似ている。それが21世紀になって IoC という略称とともに広がったのは、Java など新しい環境が広く使われるようになり、そのプログラマも増えたといったような背景がある。これは、そのような設計原則に開発者の目を惹きつけ、その重要性を再認識させた。Javaの世界ではこの用語が一定の認知を得た。また、特定のプログラミング言語に依存しないアーキテクチャを述べる際にも好んで使われる。
制御の反転がデザインパターンなのか、それともアーキテクチャの原則なのかは議論が分かれている。Shivprasad Koirala の記事では[5]、「制御の反転」はデザインパターンとしての「依存性の注入」と組み合わせて語られており、そこでは依存性の注入がデザインパターンで、制御の反転は依存性の注入を使って実装されるとしている。一方 Mani Malarvannan の記事では[6]、「制御の反転」は文脈化された参照 (contextualized lookup) を使ったデザインパターンとして紹介されている。サービスロケータを使ったものも同じデザインパターンだとされている。
ロバート C. マーチン の記事 "The Dependency Inversion Principle" では[7]、階層による抽象化と共に論じている。彼がここで "inversion" という言葉を使ったのは、従来のソフトウェア開発手法との対比のためであった。彼が "Dependency Inversion" と呼んでいるのは、階層による抽象化でサービス群を分離することである。抽象化層を作る際には、システムの境界がどこにあるかを知ることが重要である。
制御の反転は依存性の注入と密接に関連している。依存性の注入は制御の反転を実現する有効な手法の一つである。
説明
従来のプログラミングでは、ビジネスロジックのフロー制御は、互いに静的結合したオブジェクト群により決められる。制御の反転を使った場合、フロー制御はプログラム実行中に構築されたオブジェクト・グラフに依存して決まる。抽象化を媒介としてオブジェクト間の相互作用の関係を定義することによって、そのような動的なフロー制御が可能となっている。この実行時結合(遅延結合)は依存性の注入あるいはサービス・ロケータ・パターンのような仕組みにより実現される。但し、制御の反転を使う場合においても、コードを直接参照する代わりに外部の設定ファイルを読んで実行すべきコードを探す仕組みにするのであれば、コンパイル中にコードを静的に関連づけることはありうる。
依存性の注入において、依存する側のオブジェクトあるいはモジュールは、その依存先のオブジェクトと、実行時において結合される。特定のどのオブジェクトがプログラム実行中にその依存関係を満たすことになるのかは、静的コード解析を行うコンパイル時には知りようがない。ここではオブジェクト間の相互作用を題材に説明したが、この原則はオブジェクト指向プログラミング以外の他のプログラミング手法にもあてはまる。
実行中のプログラムでオブジェクトどうしを相互に結び付け合うためには、結び付けられるオブジェクトどうしが互換性のあるインターフェースを持っていなければならない。例えば、クラスA
はその振舞いをインターフェースI
に委任しており、I
はクラスB
により実装されているとする。このようにしてあれば、プログラムはA
とB
をインスタンス化した上で、B
をA
に注入できるのである。
実装技法
オブジェクト指向プログラミングでは、制御の反転を実装するには幾つかの基本的な技法がある。それらを次に列挙する:
- Factory パターンを使用する。
- サービスロケータパターンを使用する。
- 依存性の注入を使用する。たとえば、
- コンストラクタ注入
- パラメータ注入
- セッター注入
- インタフェース注入
- テンプレートメソッドパターンを利用する
- ストラテジーパターンを利用する
- 文脈化された参照 (contextualized lookup)
マーティン・ファウラーの最初の論文では[8]、上記の3番目までを論じていた。制御の反転の種類に関する記述の中で[9] では最後の技法も言及されている。通常、文脈化された参照はサービスロケータを使って実装される。
技法よりも「制御の反転」をどういう目的で使うのかが重要である。「制御の反転」はこれらの技法に限ったものではない。
IoC の利点と欠点
「制御の反転」には他の抽象化技法と同じように利点と欠点がある。大まかに言えば、特定のタスクは単純化されるが、アプリケーションの協調動作はより複雑になる。デビッド・ホイーラーの有名な格言に「計算機科学の全ての問題は別のレベルへのインダイレクションで解決できる」という言葉がある[10]。この言葉の「インダイレクション」を「抽象化 (abstraction)」と間違って引用していることが多い。Kevlin Henney によるこの格言の系(corollary)として「…ただし、レイヤーが多すぎるせいで発生する問題を除く」という言葉もある。
同じことは「制御の反転」にも言える。Robert C. Martin の記事[7]にあるコードを例に説明すると、最終的なコードには5つのクラスが定義されているが、手続き型プログラミングならこれを1つのメソッド(ルーチン)で実装できる。「制御の反転」は2つの実装を互いに分離するという利点があるが、同時に全体として協調動作させるときに複雑さが増す。
例
public class ServerFacade {
public Object respondToRequest(Object pRequest) {
if (!businessLayer.validateRequest(pRequest)) {
return null;
}
DAO.getData(pRequest);
return aspect.convertData(pRequest);
}
}
この例は非常に恣意的に単純化してある。重要なのは、ServerFacade においてDAOオブジェクトがどういうデータを返してくるかについて、多くの仮定をしている点である。それらの仮定は全て妥当な場合もあるかもしれないが、ServerFacade と DAO の実装の結合度が高いことは否めない。「制御の反転」に従った設計では、制御を完全にDAOオブジェクトに渡してしまう。するとコードは次のようになる。
public class ServerFacade {
public Object respondToRequest(Object pRequest) {
return DAO.getData(pRequest);
}
}
この場合、両方のオブジェクトは互いが何をするかについて全く仮定を設けていない。メソッドを呼び出す側とメソッドの中身を提供する側は知っている必要があるが、serverFacade は知る必要がない。これも制御の反転の重要な効果の1つである。ServerFacade は純粋に設計されたタスクを実行する(おそらく、なんらかのシステムの接続)。
脚注
- ^ Ralph E. Johnson & Brian Foote (June?July 1988). “Designing Reusable Classes”. Journal of Object-Oriented Programming, Volume 1, Number 2. Department of Computer Science University of Illinois at Urbana-Champaign. pp. 22?35. 29 April 2014閲覧。
- ^ Dependency Injection.
- ^ エリック・フリーマン、エリザベス・フリーマン、キャシー・シエラ、バート・ベイツ『Head First デザインパターン』オライリー・ジャパン、2005年、296 - 298頁。ISBN 4-87311-249-4。
- ^ Inversion of Control on Martin Fowler's Bliki - Martin Fowler
- ^ Design pattern – Inversion of control and Dependency injection - Shivprasad Koirala
- ^ Design Better Software with the Inversion of Control Pattern - Mani Malarvannan
- ^ a b The Dependency Inversion principle - Robert C. Martin
- ^ Inversion of Control Containers and the Dependency Injection Pattern - Martin Fowler
- ^ IoC Types
- ^ Tanenbaum, Andrew S. (1979). Structured Computer Organization. Englewood Cliffs, New Jersey: Prentice-Hall. ISBN 0-13-148521-0
関連項目
- 抽象化レイヤー
- 非同期I/O
- コールバック (情報工学)
- クロージャ
- 継続
- デリゲート (プログラミング)
- 割り込みハンドラ
- モナド (プログラミング)
- Observer パターン
- 出版-購読型モデル
- シグナル (Unix)
- Strategy パターン
- Visitor パターン
- XSLT - データ駆動型のスクリプト言語。入力データの内容によってどのテンプレート(メソッド)をどういう順序で実行するかが制御される。テンプレートは自動的に完了時に入力データに制御を戻すこともあるが、<xsl:apply-templates /> コマンドを使えばそれも制御できる。
国際オリンピック委員会
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略称 |
仏: CIO 英: IOC |
---|---|
設立 | 1894年6月23日 |
設立者 | ピエール・ド・クーベルタン |
種類 | 非政府組織 |
所在地 | スイスローザンヌ |
会員数 | 206の国と地域 |
公用語 |
第一: フランス語 第二: 英語 |
会長 |
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ウェブサイト |
www |
近代オリンピック |
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主要項目 |
大会 |
大会(地域別) |
大会(廃止) |
|

国際オリンピック委員会(こくさいオリンピックいいんかい、仏: Comité international olympique; CIO、英: International Olympic Committee; IOC、本項では以下IOCと記述)は、スイスのローザンヌに本部を置く非政府のスポーツ組織である。IOCは、スイス民法典(第60条 - 第79条)に基づく協会(純民間団体)として構成されている。1894年にピエール・ド・クーベルタンとディミトリオス・ヴィケラスによって設立され、夏季オリンピックと冬季オリンピックを主催する[1]。
IOCは、国内オリンピック委員会(NOC)および世界の「オリンピック・ムーブメント」(IOCの用語で、オリンピックに関わるすべての団体や個人を指す)を統括する機関である。2016年時点で、IOCが正式に承認しているNOCは206団体である。現在のIOC会長は、2013年9月に就任したトーマス・バッハ(ドイツ)である[2]。
沿革・役割
1894年にピエール・ド・クーベルタン男爵が近代オリンピックの設立を提言し、オリンピックを通じて世界平和を実現しようと訴えた。IOCは各オリンピック大会を運営する各大会組織委員会の親組織で、オリンピックの商標、過去の大会の映像などの著作権その他の、オリンピック関連の知的財産権を国際的に保有する唯一の団体である。またオリンピックに関するスポーツ競技大会以外の活動(文化オリンピック活動、オリンピック博物館など)も含めた、いわゆる「オリンピック・ムーブメント」を運営統括する団体でもある。
さらにスポーツ振興のための国際組織として、国際競技連盟[注釈 1]とも非常に密接に連携しており、またIOCの下部組織である国内オリンピック委員会[注釈 2]を通じて世界各国のスポーツ振興にも力を注いでいる。
公用語とオリンピック賛歌
IOCの公用語は第一言語としてフランス語、次に英語で、IOCのすべての会議は仏英2か国語で運営される。フランス語と英語で解釈上の疑義や齟齬が生じた場合は、フランス語での解釈を公式にする。また「オリンピック賛歌」は国際式典において、国歌と同様の扱いを受ける。
オリンピック招致
オリンピック招致を望む意志のある都市は、IOCに立候補を申し入れ、IOC総会でIOC委員の投票によって、開催都市が決定される。ソウルオリンピックの決定では、一部のIOC委員が収賄した不祥事が発覚したため、2001年に就任したジャック・ロゲ会長の主導により、公開投票による公正な選定プロセスが導入されることになった。
組織
国内オリンピック委員会がある国に居住する者の中から、国ごとに1名、ただしオリンピック運動が盛んな国やオリンピック開催経験がある国からは2名が、IOC委員として任命される。このIOC委員で組織するIOC総会がIOCの最高意思決定機関となる。
IOC総会によってIOC会長、IOC副会長、理事会理事、会計役が選出され、これらの者で理事会を構成する。理事会の下には各種委員会が組織される。委員会のメンバーはIOC委員以外からも選任されることがある。
関係団体
下部組織として以下の財団、株式会社(スイス法人)、有限責任会社(スペイン法人)を所有・管理しており、商標権等の管理や放送権の販売、国際放送の制作、ウェブサイトの運営などは、これらの傘下法人が行っている[3]。
- オリンピック文化遺産財団(Olympic Foundation for Cuture and Heritage スイス・ローザンヌ)
- オリンピック財団(Olympic Foundation スイス・ローザンヌ)
- IOC テレビジョン&マーケティング・サービス S.A.(IOC Television and Marketing Services S.A. スイス・ローザンヌ)
- オリンピック・パートナー・プログラム(The Olympic Partner Programme スイス・ローザンヌ)
- オリンピック・ブロードキャスティング・サービス S.A.(Olympic Broadcasting Services S.A. スイス・ローザンヌ)
- オリンピック・ブロードキャスティング・サービス S.L.(Olympic Broadcasting Services S.L. スペイン・マドリード)
- オリンピック・チャンネル・サービス S.A.(Olympic Channel Services S.A. スイス・ローザンヌ)
- オリンピック・チャンネル・サービス S.L.(Olympic Channel Services S.L. スペイン・マドリード)
- IOC テレビジョン&マーケティング・サービス S.A.(IOC Television and Marketing Services S.A. スイス・ローザンヌ)
- オリンピック・ソリダリティー(Olympic Solidarity スイス・ローザンヌ)
歴代会長
代 | 出身国 | 会長 | 在任 |
---|---|---|---|
1 | ![]() |
ディミトリオス・ヴィケラス | 1894–1896年 |
2 | ![]() |
ピエール・ド・クーベルタン男爵 | 1896–1916年 1916–1919年代行 1919-1925年 |
3 | ![]() |
アンリ・ド・バイエ=ラトゥール伯爵 | 1925–1942年 |
4 | ![]() |
ジークフリード・エドストレーム | 1942–1946年代行 1946–1952年 |
5 | ![]() |
エイベリー・ブランデージ | 1952–1972年 |
6 | ![]() |
マイケル・モリス・キラニン男爵 | 1972–1980年 |
7 | ![]() |
フアン・アントニオ・サマランチ侯爵 | 1980–2001年 |
8 | ![]() |
ジャック・ロゲ伯爵 | 2001–2013年 |
9 | ![]() |
トーマス・バッハ | 2013年–2025年(予定) |
10 | ![]() |
カースティ・コベントリー | 2025年–(予定) |
IOC理事会
IOC理事会は、IOC会長1名、IOC副会長4名、エグゼクティブメンバー10名の計15名で構成される[4]。任期はそれぞれ4年で、IOC総会において選出選挙や再任選挙が行われる。
役職 | 名前 | 国 |
---|---|---|
会長 | トーマス・バッハ | ![]() |
副会長 | ツァイチン・ユー(于再清) | ![]() |
セルミャン・ウン(黄思綿) | ![]() | |
ジョン・コーツ | ![]() | |
ニコール・ホーベルツ | ![]() | |
エグゼクティブメンバー | ロビン・ミッチェル | ![]() |
デニス・オズワルド | ![]() | |
ネナド・ラロビッチ | ![]() | |
イヴォ・フェリアーニ | ![]() | |
ファイサル・アル=フセイン | ![]() | |
ナワル・エル・ムータワキル | ![]() | |
ミカエラ・コジャンコ=ジャウォルスキ | ![]() | |
ジェラルド・ヴェルテイン | ![]() | |
クリスティン・クロスターアーセン | ![]() | |
エンマ・テルホ | ![]() | |
事務局長 | クリストフ・ド・ケッペル | ![]() |
IOC委員会
詳細は国際オリンピック委員会委員一覧を参照
IOC委員はIOC総会の度に選出及び再任される。IOC委員の定員は115人で定年は70歳(1999年以前に選出された委員は80歳)、定員115人のうち国内オリンピック委員会 (NОC) 会長、選手委員、国際競技連盟 (IF) 会長がそれぞれ15人以下の人数が入ることになっている。
委員会 | 議長 | 国 |
---|---|---|
IOCアスリート委員会 | カースティ・コベントリー | ![]() |
IOC競技者随行員委員会 | セルゲイ・ブブカ | ![]() |
IOC監査委員会 | ピエール-オリビエ・ベッカーズ-ヴィージャン | ![]() |
IOCコミュニケーション委員会 | アナント・シン | ![]() |
IOC夏季大会将来開催地委員会 2032年夏季オリンピック | クリスティン・アーセン | ![]() |
IOC冬季大会将来開催地委員会 2030年冬季オリンピック | オクタヴィアン・モラリュー | ![]() |
IOC夏季大会将来開催地委員会 2030年夏季ユースオリンピック(YOG) | クリスティン・クロスター・アーセン | ![]() |
IOC調整委員会 ロサンゼルス 2028 | ニコル・ホーヴェルツ | ![]() |
IOC調整委員会 ダカール 2026 (YOG) | カースティ・コベントリー | ![]() |
IOC調整委員会 ミラノ・コルティーナ 2026 年 | サリ・エッサヤ | ![]() |
IOC調整委員会 パリ 2024 | ピエール-オリビエ・ベッカーズ-ヴィージャン | ![]() |
IOC調整委員会 江原 2024 (YOG) | 張虹 | ![]() |
IOC調整委員会 北京 2022 | ファン・アントニオ・サマランチ | ![]() |
IOC調整委員会 東京 2020 | ジョン・ダウリング・コーツ | ![]() |
IOC文化・オリンピック遺産委員会 | Khunying Patama Leeswadtrakul | ![]() |
IOCデジタル&テクノロジー委員会 | ゲラルド・ヴェルティン | ![]() |
IOC倫理委員会 | 潘基文 | ![]() |
IOC財務委員会 | ン・サー・ミアン | ![]() |
IOC委員選挙委員会 | アン王女 | ![]() |
IOC法務委員会 | ジョン・ダウリング・コーツ | ![]() |
IOCマーケティング委員会 | ジリ・ケジュヴァル | ![]() |
IOC医学・科学委員会 | ウグール・エルデナー | ![]() |
IOCオリンピックチャンネル委員会 | リチャード・カリオン | ![]() |
IOCオリンピック教育委員会 | ミカエラ・コジュアンコ・ジャウォルスキー | ![]() |
IOCオリンピックプログラム委員会 | カール・ストス | ![]() |
IOCオリンピック・ソリダリティ委員会 | ロビン・ミッチェル | ![]() |
IOCスポーツを通じた広報・社会開発委員会 | ルイス・アルベルト・モレノ | ![]() |
IOCスポーツとアクティブな社会委員会 | サリ・エッサヤ | ![]() |
IOC持続可能性とレガシー委員会 | アルベール2世 | ![]() |
IOCスポーツにおける女性委員会 | リディア・ンセケラ | ![]() |
IOCコミュニケーション・ディレクター | マーク・アダムス | ![]() |
非正式競技の承認競技
IOC承認国際競技団体連合 (ARISF) に国際競技連盟 (IF) が加盟しているスポーツ
このほかに、承認競技ではない競技も含むIOC公認団体国際競技団体連合 (GAISF) に国際競技団体 (IF) が加盟している競技がある。正式競技は夏季オリンピック、冬季オリンピック、夏季オリンピックの競技一覧、冬季オリンピックの競技一覧を参照
脚注
注釈
出典
- ^ Roger Bartlett, Chris Gratton, Christer G. Rolf Encyclopedia of International Sports Studies. Routledge, 2012, p. 678
- ^ “Thomas Bach elected to succeed Jacques Rogge as IOC president”. ガーディアン. (2013年9月10日)
- ^ “Olympic Commercialization and Player Compensation: A Review of Olympic Financial Reports” (PDF) (英語). Global Athlete (2019年12月6日). 2021年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月30日閲覧。
- ^ “IOC Executive Board - Management of IOC Affairs & Administration” (英語). International Olympic Committee (2021年4月27日). 2021年5月29日閲覧。
参考文献
![]() | この節には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注によって参照されておらず、情報源が不明瞭です。 |
- Stefan Huebner, Pan-Asian Sports and the Emergence of Modern Asia, 1913-1974. Singapore: NUS Press, 2016. ISBN 978-981-4722-03-2
- 浜田幸絵『〈東京オリンピック〉の誕生: 一九四〇年から二〇二〇年へ』(吉川弘文館、2018年)ISBN 978-4642038812
関連項目
- オリンピックコングレス
- 国際オリンピック委員会
- 国際オリンピック委員会会長
- 国際オリンピック委員会総会
- 国際オリンピック委員会委員一覧
- オリンピック大会
- 地域オリンピック委員会
- アジアオリンピック評議会 (OCA)
- ヨーロッパオリンピック委員会 (EOC)
- パンアメリカンスポーツ機構 (PASO)
- アフリカ国内オリンピック委員会連合 (ANOCA)
- オセアニア国内オリンピック委員会 (ONOC)
- 主な国内オリンピック委員会 (NOC)
- 日本オリンピック委員会 (JOC)
- アメリカオリンピック委員会 (USOC)
- イギリスオリンピック委員会 (BOA)
- IOC傘下の主な国際競技連盟 (IF)
- 国際陸上競技連盟 (IAAF)
- 国際サッカー連盟 (FIFA)
- 世界水泳連盟 (WA)
- 国際バレーボール連盟 (FIVB)
- その他関係団体
- 国際パラリンピック委員会 (IPC)
- スポーツアコード (スポーツ組織) (旧GAISF) - IOC承認団体
- ワールドゲームズ - IOC後援国際競技大会
- 国際自動車連盟 (FIA) - 2011年12月より2年間の暫定的なIOC承認団体
- 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- オリンピック (@gorin) - X(旧Twitter)
- Olympics (olympics) - Facebook
- オリンピック(The Olympic Games) (@Gorin) - Instagram
- Olympics (@olympics) - TikTok
- Olympics - YouTubeチャンネル
- 『国際オリンピック委員会』 - コトバンク
IOC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:51 UTC 版)
国際オリンピック委員会(IOC)はドーピング行為を犯したり、著しくスポーツマンシップに違反した選手に対して記録やメダルの剥奪および出場停止などの制裁を課する第1種・第2種ブラックリストを作成している。詳しくはドーピング#IOCにおけるドーピングへの対応を参照。
※この「IOC」の解説は、「ブラックリスト」の解説の一部です。
「IOC」を含む「ブラックリスト」の記事については、「ブラックリスト」の概要を参照ください。
「IOC」の例文・使い方・用例・文例
- すべてのオリンピック開催候補地の IOC による検分はすでに済みました.
- オリンピックコングレスという,IOCが主宰する会議
- 国際オリンピック委員会(IOC)は,テコンドーの岡本依(より)子(こ)選手のアテネ五輪への個人資格参加を承認した。
- それにより,JOCはIOCに岡本選手の五輪への個人参加を承認するよう求めた。
- 国際オリンピック委員会(IOC)は,アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストのアドリアン・アヌシュ選手(ハンガリー)を,ドーピング違反で失格にすることを決定した。
- IOCによると,アヌシュ選手は,五輪中に行われた薬物検査うち1回で他人の尿サンプルを使用した。
- 彼は新しいサンプルを提出することを拒否し,IOCの聴聞に出席しなかった。
- 国際オリンピック委員会(IOC)は,2012年のロンドン五輪のプログラムから野球とソフトボールを除外することに決めた。
- その後,IOCは新しい競技を追加しないことも決めた。
- IOCのジャック・ロゲ会長は,野球とソフトボールが2012年の五輪プログラムから外された理由を説明した。
- 2002年のメキシコでのIOCの総会で,IOCは五輪ごとに含まれる競技を見直すことに決めた。
- 国際オリンピック委員会(IOC)は2009年10月に開催地を選定する。
- 7月4日,国際オリンピック委員会(IOC)は2014年冬季五輪の開催地にソチを選んだ。
- グアテマラでのIOC総会で,3つの候補都市が五輪開催のために最後のアピールを行った。
- 6月には,IOCがソチの交通網は不十分だとして懸(け)念(ねん)を表明していた。
- 開会式で,国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長がスピーチを行った。
- 9月7日,アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の総会で,東京が2020年夏季五輪の開催都市に選ばれた。
- 現在も続いている福島での問題は,IOC委員の間で注目されている。
- 高(たか)円(まど)宮(のみや)妃(ひ)久(ひさ)子(こ)さまは,IOCからの東日本大震災の復興支援に謝意を示された。
- 久子さまはIOCの支援が若い選手たちに希望を与えたと述べられた。
「IOC」に関係したコラム
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