馬脚

デジタル大辞泉

ば‐きゃく【馬脚】

読み方：ばきゃく

１ 馬のあし。

２ 芝居で、馬のあしを演じる役者。

隠語大辞典

馬脚

読み方：うまのあし

1. 技芸未熟なる下等の俳優を罵りて云ふ語。「あんな－ぢや見られ無い」。
2. 芝居にて馬の形したるものを出す時に、その前後の肢となる役を称す、転じて下等の役者を嘲りて謂ひ尚ほ進んで一般俳優を罵りていふ詞となれり。
3. 下つぱの役者のことをいふ。下廻りの役者は馬の脚などになつて出るから。〔役者語〕
4. ヘボ役者のこと。〔隠語〕
5. 下等な役者の嘲笑。新米の役者。
6. 〔俗〕ヘボ役者のこと。
7. 下級優者の事をいふ。
8. 下廻りの俳優を云ふ。良く馬の脚などになるから。
9. 未熟な役者を嘲つていう語、馬の脚の役をつとめるような者という意。
10. 下っぱの役者のことをいう。下廻りの役者は馬の脚になって出るから。〔芸能（俳優）〕
11. 下端役者又は名もない者。芝居で馬の足になる役者を揶揄したもの。〔俗〕

分類 俗語、俗／一般、俳優、役者、役者語、東京

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「馬脚」の例文・使い方・用例・文例

• 彼もついに馬脚を露わした。
• あんなことを言ったので馬脚が現われた.
• 馬脚を露わす
• 馬脚を顕す