その効能とは? わかりやすく解説

その効能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/28 01:01 UTC 版)

トールボーイ型」の記事における「その効能」の解説

AVオーディオ・ビジュアル時代になり、従来大型フロア型大型ブックシェルフ型替わって2000年代では主流となっている。幅や奥行き小さい分、全高高くして容積稼いでおり、ウーファーも8~16センチ程度比較小口径のものが使われ等価的に大口径に匹敵する特性を得るためにウーファーダブル駆動あるいはクワッド駆動しているものもある。大型テレビとのマッチングもよく、インテリア性や設置性も優れ小口径の割に低音特性がよい。もう一つ特徴としては、設計上バイワイヤリング接続にも対応している小型スピーカーではサイズの関係上、どうしてもシングルワイヤリング接続ならざる得ず、高域部分と低域部分信号干渉し合うことになる。しかし、トールボーイ型では、高域部分と低域部分信号をバイワイヤリング接続することによって、音声信号分離出力が可能となるため、互い信号干渉しないクリア音質得られる。 しかし、縦長形状のため、低音域の最低共振周波数付近共鳴起こしやすく、ブーミーになりやすい欠点もある。 別の視点からは、小型スピーカー進歩トールボーイ型流行の元となったという説もある。小型スピーカー一般に大型それより劣る面が多いと思われがちであるが、たとえばその小ささステレオ再生の上では大きな利点でもあり得る。そのため近年技術的な進歩によって、小型スピーカーでも優れたものが数多く出るようになった。しかし、以下のような点が問題となる。 一つ必然的にスピーカーある程度の高さまで持ち上げなければならないこと、また良好な再生のためにはその周囲大きく開け必要があることである。つまり家具の上に(直接)置くような方法ではその性能発揮することができず、開けたの上スピーカースタンド置いてその上に設置することが求められる。そのためにスピーカー本体小型でも、高価なスタンド要し、またその下や周囲デッドスペースとなってしまう。もう一つは、低音再生のためにはやはりエンクロージャ体積大きい方が有利であることである。この両者解決する方法として、スタンドあるべき空間までエンクロージャ延長してしまったのがトールボーイ型である。実際優秀な小型スピーカ販売しているところは、その兄弟機としてそのまま下にエンクロージャ延長したようなトールボーイ型販売しているところが多い。

※この「その効能」の解説は、「トールボーイ型」の解説の一部です。
「その効能」を含む「トールボーイ型」の記事については、「トールボーイ型」の概要を参照ください。

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