スピーカースタンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 07:07 UTC 版)
TAOCのスピーカースタンドは、低重心化による振動減衰機能を目的とし、支柱内に鋳鉄紛を封入させているという特徴がある。その鋳鉄紛量は、各モデルで異なっており、各々の効果を狙って設計されている。「異なる厚みの鉄板を密着させ、互いに違った固有値を持つ板材が振動を抑制することで、音質改善を行う二重鉄板構造」としての特許を取得し、製品の天板に用いている。90年代初頭に発売され同ブランドのスピーカースタンド第1号として発売されたうちの一つであるHSTスタンドは、現在も同ブランドのフラッグシップモデルとして、HST-60HBという品番で発売されており、現在のスピーカースタンドのカテゴリーにおいても、リファレンスモデルとして使用されることが多い。WSTシリーズは、B&W社のスピーカー向けに設計されたモデルであり、スピーカー底面のネジ穴とスピーカースタンドの天板の穴を合わせる事で、固定する事が可能である。スタンダードクラスのBSTシリーズは、2018年に発売されたモデルで、2種の異なるサイズの天板、3種の長さの柱からなる計6種類のラインアップとなっている。
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