ウーファー【woofer】
読み方:うーふぁー
⇒ウーハー
ウーファー
低音域を再生するユニットのこと。ほとんどの場合、コーン型が使われている。ちなみに、5.1ch 再生でおなじみのサブウーファーは、ウーファーよりも低い音の再生を受け持つユニット、またはシステムのことを指す。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 佐久間輝夫)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
ウーファー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/01 14:59 UTC 版)
ウーファーあるいはウーハー(英語: Woofer)とは、低音再生を担当するスピーカーユニットである。

概要
2ウェイ(ツイーターと組み合わせて高音・低音に分割)、あるいは3ウェイ(ツイーター・スコーカーと組み合わせて高音・中音・低音に3分割)のスピーカーシステムにおいて、低音域を受け持つスピーカーユニットをウーファー、あるいはウーハーと呼ぶ。
名称は大型犬やオオカミ、ライオン、トラなどの唸り声から付けられた。
振幅の大きい低音域に特化するため、エッジやダンパーなどの振動系のストロークは大きくとられ、口径を大きくする事で低ひずみ・大音圧を確保して迫力のある低音を再生する。
サブウーファー
上記の3ウェイよりも更にユニットが受け持つ帯域を分割し、低音を再生するほうをウーファー、超低域を再生するほうのユニットをサブウーファーもしくはスーパーウーファーと称する事もある。この程度の帯域になると、人間の聴覚では定位がはっきりしなくなるので、ステレオ再生の場合であっても設置位置は比較的自由であり、車載用オーディオや小型にまとめる必要があるホームシアターではメインのウーファーとは別に設置される。
またフルレンジユニットで高音から低音まで再生する場合に、より低音を加える時にも、より低音を再生するほうのユニットをサブウーファーと称する事が多い(ウーファーと称する事もある)
ポータブルオーディオやパソコン向けのアクティブスピーカーでは電気的に低音を増幅する回路を有する場合もあるが、筐体が小さいため先天的に低音が弱く、機種によってはサブウーファーを標準またはオプションで設定して、低音を補強する。
なお、ホームシアターシステムでよく使われるドルビーデジタルなどにおいては、5.1chや2.1chとして、メインのスピーカー以外にサブウーファーを0.1chとして付加する場合があるが、これはLFEといって、メインのスピーカーとは別チャンネルで低音を付加するものである。メインのスピーカーで再生すべき音の帯域を分割するものとは異なるので、留意が必要である。
ミッドバス
中低音を再生するユニットをミッドバス、低音を再生するユニットをウーファーと呼び、帯域を分ける場合もある。どの周波数なら中低音/低音という分割になり、あるいは低音/超低音という分割になるのかの、明確な区分は存在しない。ただ、ミッドバス・ウーファーの場合は同一筐体に取り付けられており、ウーファー・サブウーファーの場合のように、別筐体に設置される事は無い。
関連項目
「ウーファー」の例文・使い方・用例・文例
ウーファーと同じ種類の言葉
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