技術等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:04 UTC 版)
魔法 新世界に存在する、魔素と呼ばれる「何か」を使用して発動する現象。呪文の詠唱や、魔法陣、魔術回路、魔導具、魔石の使用などによって発動される。科学の領域では解明が出来ていない。使用には熟練が必要とされており、また年月の経過で失われた古代魔法も数多い。 道具や機械などの補助で発動するものは「魔導」とも呼ばており、こちらは魔力のない者も扱える。 魔導師 魔法を使う職業。より具体的には魔力量や魔法の位階で決められる階級のひとつで、階級には低い順から『魔法学生』『魔法助士』『魔法士』『魔術師』『大魔術師』『魔導師』『大魔導師』がある。しかし一般的には魔導師が「魔法を使う者」の総称として呼ばれている。 魔法士の中で特に剣術に優れる者は『魔法剣士』という特位階級が与えられる。 魔石 魔力を持った生き物の死骸が化石化して生まれる魔素を多分に含んだ鉱産資源。魔素を魔力として放出する効果があり、魔導機関の燃料などに使われる。ケイ素型のもの、金属状のもの、液状のもの、さらにガス状のものまで存在しており、地球における化石燃料と同様に戦略的価値の高い資源である。風神の涙 周囲の空気圧を変化させる事に特化した精錬済みの魔術回路組み込み式魔石。周囲の空気圧を変化させる事で自在に風を生み出し、帆船を気候に影響されることなく高速で航行させることが出来る。パーパルディア皇国などの戦列艦に用いられており、これによりパーパルディアの戦列艦は地球の戦列艦を凌駕する巨大な船体・高速性・重装甲を誇っている。 魔信(魔導通信・魔力通信) 魔力を通信機器に通し、遠距離通信を行う技術。ラジオ放送・無線などの用途で列強から文明圏外まで軍民問わず広く普及しており、これにより文明圏外でも文明水準に合わない情報の高速伝達や航空管制が可能となっている。 神聖ミリシアル帝国ではこれを発展させ、カラーテレビ放送を実現している。パーパルディア皇国も白黒テレビ放送を実現させたが、普及には至っていない。転移後の日本でも護衛艦や巡視船が他国艦船と交信するために搭載するようになっている。 魔信探知機(魔力探知レーダー) 魔力を使った機器や生物の魔力を探知すると考えられる装置。物体の魔力の有無を確認したり、さらに軍用では早期警戒レーダーのように警戒に用いられる。警戒用としては主にパーパルディア皇国や神聖ミリシアル帝国が運用している。 しかし日本やムーなどが運用する、科学技術主体で魔力を用いない兵器の場合は探知することが出来ない。 魔導船 魔法を動力として使う艦船の総称。反対に機械を動力とする艦船は「機械動力船」と呼ばれる。魔力を動力としている為、機械動力船と異なり煙突を持たない。神聖ミリシアル帝国などで運用されている。またパーパルディア皇国や大半の文明国で見られるように「風神の涙」と呼ばれる魔導具で風を起こして推進する帆船型なども存在する(ただしこちらは基本的に魔導船とは呼ばれない)。
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