日本国召喚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 15:20 UTC 版)
『日本国召喚』(にほんこくしょうかん)とは、みのろうの執筆による日本のライトノベルおよび、それの元となったオンライン小説。また、同作を高野千春がコミカライズした同名の漫画作品。
注釈
- ^ a b 同氏は2020年11月9日までに編集担当を卒業した。[8]
- ^ Web連載版では西暦2013年。ただし、登場人物が「過去にパンデミックが世界規模で起こった時、日本国政府は補正予算100兆円を出した」と、まるで2020年以降の出来事を示唆するような台詞を述べる場面がある[13]。
- ^ a b もっとも、日本でも神職、仏僧、修験者の一部で魔法に目覚めた者がいる事が書籍6巻にて明かされている。
- ^ ただし転移直後の混乱はさほどでも無かったためか、航空自衛隊築城基地での航空祭が転移から数日後に開催されている。
- ^ また、本編中に描写はないが、書籍1巻の裏表紙に書かれたあらすじによると日本政府が非常事態宣言を発令している。
- ^ 「1から開発すると相当な時間を要するが、コピーは容易にできる」「ライセンスによる制約もなく、国内に高性能LSIの設計図も存在していたので、LSI問題は比較的早期に解決するだろう」と作中では説明されている。転移から2年が経った西暦2017年時点では解決に至っていない。
- ^ ただしそれを他国に大量輸出する輸送手段は持っていない。また書籍5巻では、後述するムーなどの大国は自国農産業を守るためかクワ・トイネに全く手をつけていないとされる。
- ^ 作中では「19世紀の大英帝国も真っ青になるほど」「第一次世界大戦の英国や日本なら負けていた」と評されている。
- ^ 作者のみのろう自身も、「地球の他の国が飛んで来る予定はありません」[21]と明言しているため、今後登場する予定もない。
- ^ TACネームは航空自衛隊パイロットに付けられる非公式の愛称。TACはTactical(戦術)の略。
- ^ 舞台となった年月は第3飛行隊が第7航空団に隷属替えする以前。
- ^ しかしこれは、フェン王国に領土献上を求めるパーパルディア皇国の脅威に対抗すべく、自国とパーパルディア皇国とのいざこざに日本をわざと介入させることが目的だったともされる。
- ^ ムー統括軍は日本の防衛省統合幕僚監部に相当する組織。
- ^ Web版では逆に年上で、さらにシエリアの下にいることに不満を抱いている。
- ^ なお艦隊はペガスス級空母「シェアト」を旗艦に、オリオン級戦艦「メイサ」、軽空母1隻、重巡洋艦3隻、巡洋艦3隻、駆逐艦12隻、補給艦3隻の計24隻で構成されている。
- ^ 全長70m、全幅18mの木造艦だが、速力は最大20ノットを誇る。「風神の涙」以外には武装も含めて魔導機器を搭載せず、複数の魔導師が搭乗し、メインマストを魔力増幅器の杖として利用することで海上戦闘を行う。
- ^ アニュンリール皇国は広大な土地を支配するだけで文明水準は低い、とほとんどの他国から思われているが、日本は衛星画像により皇国本土が神聖ミリシアル帝国並みに発展した文明を有することに気が付いていた。
- ^ 逆に航空戦力だけが発展したせいで、銃器や火砲を有する国でも塹壕戦の発想が生まれにくくなっている(塹壕に篭ってもワイバーンに真上からあぶり出されるため)。
- ^ なお、人間は魔力を有するので、ミリシアルでは魔信探知機が「集まった人間が海上を高速で移動する」のを捉えることで機械動力船を探知する。このため対水上用途では使えるが、対空用途では人間が集まって移動しないため使えない。また、地球人のように魔力を持たない種族相手では対水上用途でも使えなくなる。
- ^ 会話に際してもタイムラグは無く、自然な会話として翻訳される(このため洋画の吹き替えのように話している事と口の動きが一致していないように見える)。数字や単位なども、両者が理解できるものへと自動的に変換・意訳される[25]
- ^ 書籍5巻特典および漫画版のみ
- ^ a b c d e f g h 漫画版のみ
- ^ a b 書籍5巻特典のみ
- ^ F-15Jの近代化改修済みJ-MSIP機の本作における名称。
- ^ 漫画版にてUH-1Jにドアガンとして搭載されて使用。原作では後述の7.62mm機関銃が使用された。
- ^ 詳細な種類は不明。1巻終盤にUH-60JAまたはCH-47JAにドアガンとして搭載されて使用された。恐らく62式7.62mm機関銃または74式車載7.62mm機関銃と思われる。
- ^ 登場人物の台詞内にのみ登場。
- ^ スタンダードミサイル、高性能20mm機関砲のレドーム部分、ライセンス生産された装備のブラックボックス等
- ^ 書籍5巻の用語解説では「改良型中距離多目的誘導弾」
- ^ ロケットアシスト弾と同じ射程延伸砲弾の一種で、砲弾下部に設けた可燃部分からガスを放出することで飛翔中の空気抵抗を減らして射程を延伸する。恐らく93式長射程りゅう弾と思われる。
- ^ 作中では「まるで散弾銃のように面制圧できる弾種」と紹介されている。なお、ベースとなった99式自走155mmりゅう弾砲にも面制圧を目的としたクラスター弾である03式155mmりゅう弾砲用多目的弾が用意されていたが、こちらはクラスター弾に関する条約に抵触することから2015年までに全て爆破処分された。ただし、日本が転移したのが2015年であるため爆破処分前の03式多目的弾が国内に残存していた可能性があり、それを再生産した可能性はある。
- ^ 書籍6巻(初版)の用語解説より。本文中では1段目はLE-12ではなくLE-10(同じくJAXAと重工大手2社が共同開発した新型)。
- ^ どちらかといえば航空巡洋艦に近い。
出典
- ^ http://mokotyama.sblo.jp/
- ^ https://ncode.syosetu.com/n6408bv/
- ^ “第4回受賞作品”. ネット小説大賞. 2021年3月22日閲覧。
- ^ “日本国召喚”. ネット小説大賞. 2021年3月22日閲覧。
- ^ “日本国召喚[小説情報]”. 小説家になろう (2022年8月15日). 2022年8月15日閲覧。
- ^ “「レジェンド・オブ・イシュリーン」「日本国召喚」などコミカライズ4本始動”. コミックナタリー (2018年6月24日). 2019年6月24日閲覧。
- ^ “日本がまるごと、ワイバーン飛び回る異世界に転移「日本国召喚」マンガ版1巻”. コミックナタリー (2019年1月21日). 2019年3月4日閲覧。
- ^ jp_summonsのツイート(1325735183576829954)
- ^ jp_summonsのツイート(1030247267691716608)
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- ^ a b c 書籍4巻プロローグ
- ^ jp_summonsのツイート(967655647004172288)
- ^ “日本国召喚|本土防衛戦1”. 小説家になろう. 2023年9月23日閲覧。
- ^ jp_summonsのツイート(906524485523615744)
- ^ 書籍6巻21頁等
- ^ a b jp_summonsのツイート(1016681853409902592)
- ^ 書籍6巻105頁、200頁および外伝2巻13頁、14頁等
- ^ 書籍1巻27頁等
- ^ 書籍6巻26頁等
- ^ “日本国召喚 - 外伝 竜の伝説1”. 小説家になろう. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “日本国召喚Q&A/本文”. 日本国召喚 @ ウィキ. 2022年8月15日閲覧。
- ^ a b jp_summonsのツイート(903708044441165824)
- ^ “5巻特典 ムー人の考察”. くみちゃんとみのろうの部屋. 2022年8月15日閲覧。
- ^ 書籍2巻109頁等
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- ^ 書籍6巻29頁等
- ^ 書籍6巻232頁等
- ^ 書籍1巻106頁
- ^ 書籍3巻
- ^ 書籍5巻48頁
- ^ jp_summonsのツイート(989013371797188608)
- ^ “ラ・カオス”. 日本国召喚 @ ウィキ. 2022年8月15日閲覧。
- ^ a b c d “独占インタビュー「ラノベの素」 みのろう先生『日本国召喚』”. ラノベニュースオンライン. (2019年2月16日) 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 1(漫画)”. KADOKAWA. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 2(漫画)”. KADOKAWA. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 3(漫画)”. KADOKAWA. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 4(漫画)”. KADOKAWA. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 5(漫画)”. KADOKAWA. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 6(漫画)”. KADOKAWA. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 7(漫画)”. KADOKAWA. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “日本国召喚 8(漫画)”. KADOKAWA. 2023年12月24日閲覧。
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