レジスタンス運動とは? わかりやすく解説

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レジスタンス‐うんどう【レジスタンス運動】

読み方:れじすたんすうんどう

レジスタンス‐トレーニング


レジスタンス運動

読み方れじすたんすうんどう
【英】:resistance exercise

筋肉抵抗レジスタンス)をかける動作繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言う

 スクワット腕立て伏せダンベル体操などの標的とする筋肉抵抗レジスタンス)をかける動作繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います10-15程度回数反復し、それを1-3セット無理のない範囲で行うことが勧められます。レジスタンス運動には、ダンベルマシンなどの器具用いて行う方法と、スクワット腕立て伏せのように自体重を利用して行う方法あります自体重を用いて行う方法手軽に行えることから、筋力上の指導プログラム広く活用することができます。しかし、負荷大きさ調節しにくいという欠点あります例えば、スクワットらしゃがみ込む深さ調節するなどに手をついて行う、何かを持って行うなどの工夫負荷調節をすると良いでしょう
 筋肉には疲労からの回復時間が必要です。レジスタンス運動は標的筋肉負荷集中する運動ですから、その筋肉に十分な回復期間としてトレーニング間隔をあける必要があります毎日行うのではなく2,3日に一回程度、週あたり2,3回行うくらいの運動頻度推奨されます。無理のない範囲で「継続的」に行うようにしてください


レジスタンス運動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 12:57 UTC 版)

レジスタンス運動(レジスタンスうんどう、: Résistance: Resistance)は、権力者や占領軍に対する抵抗運動を指す用語である[1]レジスタンス集団(レジスタンスしゅうだん)とも称される。

概要

「レジスタンス」はそもそも「抵抗」を意味するフランス語の普通名詞(フランス語: résistance)であり、第二次世界大戦のフランス国内でナチスに対して行われた抵抗運動(Résistance intérieure française)は、フランスでは、定冠詞+大文字で始まる「la Résistance ラ・レジスタンス」と呼ばれている(英語の「The Resistance」に相当)。

第二次世界大戦では、多くの国で、ナチス・ドイツの侵略に対するレジスタンス運動が行われた。特にナチス・ドイツによるフランス占領に対して行われたフランスのレジスタンス運動は最も著名であり、戦時中に多くの作家・詩人・画家等によるレジスタンス運動が見られ、戦後においても政治や文学などで「レジスタンス」は大きな存在として取り扱われるようになった[2]。特に第二次世界大戦以降は、「レジスタンス」という言葉は、異国の軍隊によって占領されることに抵抗する運動を指すようになった[1]。このため「レジスタンス運動」は、第二次世界大戦中、ヨーロッパにおいて枢軸国の侵略に対して行われた抵抗運動を指すのに用いられる[3][4][5][2]

またドイツ国内における反ナチ運動などもレジスタンス運動として扱われることもある[4]

1977年以降はジュネーヴ条約の追加議定書等により、一定の交戦法規を遵守する場合、レジスタンスは戦闘員としての待遇を認められるようになった。つまり正式にその正当性が認められるようになったのである。

レジスタンス運動の戦術としては、たとえば、受動的レジスタンス運動、侵略者に対するいやがらせ、サボタージュ地下出版武装してのゲリラ戦、パルチザン活動などがある。

レジスタンス運動の成果は様々である。武力闘争の結果、見事に侵略者に勝利することもある。なかには穏健主義・武装放棄に路線変更して政党化の後に合法的に統治機構側に転じた例もある(イスラエル南アフリカ共和国ユーゴスラビアパレスチナ自治政府アイルランドなど)。

レジスタンス組織

ブレン軽機関銃を手にした、FFI(Forces françaises de l'intérieur フォルス・フランセーズ・ドゥ・ランテリウール のメンバー

20世紀以前

大戦間期

第二次世界大戦

第二次世界大戦後

レジスタンス活動家

脚注

  1. ^ a b Alain Rey, fr:Dictionnaire historique de la langue française
  2. ^ a b 日本大百科全書(ニッポニカ)『レジスタンス-151610』 - コトバンク
  3. ^ デジタル大辞泉『レジスタンス-151610』 - コトバンク
  4. ^ a b 世界大百科事典 第2版『レジスタンス-151610』 - コトバンク
  5. ^ 大辞林 第三版『レジスタンス-151610』 - コトバンク

関連項目


レジスタンス運動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:17 UTC 版)

日本軍進駐下のタイ」の記事における「レジスタンス運動」の解説

1942年1月25日タイ政府米英宣戦布告したが、駐アメリカ合衆国大使セーニー・プラーモート宣戦布告通達拒否対日レジスタンス運動を開始したアメリカ合衆国タイ王国宣戦布告を出す代わりに、セーニーの抗日レジスタンス運動を援した。セーニーはアメリカ合衆国後ろ盾にして、タイ王国保守派貴族取りまとめアメリカ留学中タイ学生アメリカ合衆国戦略諜報局OSS)との任務任用しつつ、自由タイ運動組織したイギリスとは相互に宣戦布告交わしたものの、同時にイギリス在住タイ人によって抗日レジスタンス運動を組織当時ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス留学していたプワイ・ウンパーゴンやラムパイパンニー王妃ラーマ7世王妃)と皇兄スパサワットウォンサニット・サワットディワットらが中心となり展開したタイ国内の摂政府からは、プリーディー・パノムヨン対日秘密工作国内行い終戦まで5万人を超えるタイ対日武装レジスタンス指揮した1945年初頭までに徐々に日本軍支配対す反抗準備整っていった。プリーディーは特別警察部隊による日本軍奇襲計画しており、主要な高官日本軍通信傍受しつつ、警察奇襲タイ王国陸軍第1歩師団攻撃連携させ、バンコク駐屯日本軍攻撃要塞に関して主要交差点に既に掘られており、さらに増援には民間服を着せて小集団でバンコク進入させる。さらに自由タイバンコク部隊援護するために日本軍通信遮断空港占拠を行うとした。 この計画背景にはプリーディーは日本軍タイ部隊集結させており、近い将来タイ国土戦場となる可能性危惧していたことがある日本軍はもともと後方支援部隊駐屯させるに過ぎなかったが、1944年12月以降駐屯軍野戦部隊格上げし軍需品集めナコーンナーヨックなどの要塞化進めていたことから戦場となることは明らかであった

※この「レジスタンス運動」の解説は、「日本軍進駐下のタイ」の解説の一部です。
「レジスタンス運動」を含む「日本軍進駐下のタイ」の記事については、「日本軍進駐下のタイ」の概要を参照ください。

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