グレートブリテン及びアイルランド連合王国
(グレートブリテンおよびアイルランド連合王国 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 15:20 UTC 版)
グレートブリテン及びアイルランド連合王国(グレートブリテンおよびアイルランドれんごうおうこく、英語: United Kingdom of Great Britain and Ireland)は、1801年にグレートブリテン王国とアイルランド王国が合同して成立した王国である。1922年にアイルランド自由国が樹立され、残りの地域は1927年にグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国と改称された。
- 1 グレートブリテン及びアイルランド連合王国とは
- 2 グレートブリテン及びアイルランド連合王国の概要
- 3 1801年 - 1820年
- 4 関連項目
グレートブリテンおよびアイルランド連合王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 20:58 UTC 版)
「ナポレオン -獅子の時代-」の記事における「グレートブリテンおよびアイルランド連合王国」の解説
ネルソン イギリス海軍提督。トゥーロン編で顔見せ初登場。議員に変装していたビクトルに人妻を愛した男はどうすればいいか、と問いかけている。この質問はネルソンの愛人エマ・ハミルトンとその夫ウィリアム・ダグラス・ハミルトンとの三角関係についてのものである。この時、「(ビクトルの返答が)あまりにいい答えだったのでつい」ビクトルの足の指をへし折った。のちにビクトルと再会した際は、彼がエマの裸体画を所持していることに激怒、斬りかかって海に転落した。 トゥーロン後、コルシカ島で陸上戦闘で右目を、テネリフェ島攻略作戦で右腕を失い隻眼隻腕となる。敗北と障害を気に病み、引退する旨をセント・ヴィンセント伯に伝えるほどであったが、ナポレオンを乗せた艦隊の出撃の報を聞いて闘志を燃やし、追跡任務を受領した。トゥーロン出航後は困難にもめげずに執拗な追跡を行う。 アブキール湾に停泊していたフランス艦隊を発見すると、敵の予想に反し座礁の危険を冒してまで夜間戦闘を強行。左前頭部にボルトの直撃を喰らい、頭皮がめくれ上がる大けがを負うものの、フランス艦隊に壊滅的打撃を与えることに成功する(ナイルの海戦)。 エジプト遠征の帰路にあったドゼー、ダヴー、ビクトルらの乗る船を捕獲。その際、議員と勘違いしたビクトルの身体検査を行い、彼が自慰に使用していたエマ・ハミルトンの裸体画を発見。激高し丸腰のビクトルに切り掛かった挙げ句、海中に転落した。 1805年、トラファルガーの海戦では「ネルソンタッチ」で果敢に戦い、フランス・スペイン連合艦隊に圧勝するも、狙撃手の銃弾により致命傷を負い戦死。彼の勝利はイギリスを救うも、その死は多くの国民に衝撃を与えた。 フランス出身以外の人物で唯一、単行本の表紙を飾っている(覇道5巻)。 オハラ (Charles O'Hara) イギリス陸軍将軍。トゥーロンに派遣されたイギリス陸軍部隊の司令官。敵情視察中に狙撃され、捕虜となる。史実ではスーシェが彼を捕虜にしたが、本作ではマルモンが狙撃した彼をマッセナが捉えて手柄を横取りした。本作でマッセナが愛用している赤いコートは、もとは彼のものだった。 フッド イギリス海軍提督。トゥーロンに派遣されたイギリス地中海艦隊司令官。史実では無事にトゥーロンを脱出するが、本編ではエギエット要塞の大砲の破壊を命令しようとしたところをトゥーロン市内に迷い込んだビクトルに狙撃されて負傷した。 トーマス・グラハム (Thomas Graham, 1st Baron Lynedoch) スコットランド貴族。フランス滞在中に、死んだ愛妻の棺を革命政府がスパイ容疑で暴いたのをきっかけに、熱烈な反革命主義者となる。その後反仏感情が昂じ、対フランス戦に身を投じる。 イタリア編でマントヴァから単身脱出し、籠城するヴルムザーの部隊の窮状をダルヴィンチに伝える。狙撃の名手であり、リヴォリの戦いでライフルを使ってナポレオンを狙撃するも、相手の背が低かったため軍帽を貫通して失敗。再度ナポレオンを狙うが、狙撃ポイントを見破られ、マルモンの放った榴弾を喰らう(その後死亡したかは不明。史実では半島戦争で活躍する)。 ベリー (Edward Berry) イギリス海軍海佐。ナイルの海戦ではネルソンの旗艦であったヴァンガードを指揮した。カールしたもみあげが特徴的。負傷したネルソンに「ハミルトン夫人(不倫相手)に伝えてくれ、愛していたと!」と伝えられ、困惑する。 シドニー・スミス イギリス海軍海佐、タイガーを指揮する。海軍士官でありながら、イスラム情勢に明るく陸戦が得意。ネルソンには互いに性格的に反発を覚えている。 トゥーロン攻囲戦でフランス艦を焼き討ちしたため逮捕され、脱出不可能とされた牢獄に収監されるも、そこから脱走し母国に帰還した。なお本作においてはトゥーロン攻囲戦での活躍は回想シーンのみであり、エジプト編での初登場となる。 オネェ言葉を使用し、心情を色で表現したり、自分の妄想で勝手に会話する癖がある。普段は飄々としているが、戦闘時は極めて有能かつ策略に富み、敵に回すと大変厄介なイギリス軍人の典型である。親友であるフェリポーと共にジェッザー・パシャの応援に当たり、ナポレオンの野望を阻む。アクル戦後、市民の取った行動(詳細はジェッザー・パシャの項)を見て、「この国に革命を輸出するのは無理」だと嘲笑した。アブキールの陸戦ではランヌとミュラに挟撃されるも、機転を利かせ九死に一生を得る。その後も軍人としてだけではなく、外交官としてもフランスに敵となる。 フェリポー (Antoine Le Picard de Phélippeaux) フランス貴族出身、イギリス海軍海佐。ナポレオンのブリエンヌ幼年学校時代のライバルであり、コルシカ出身の彼を「わらっ鼻(ラパイオーネ)」と呼んでいじめていたことがある(1巻に登場)。任官試験では彼が41番、ナポレオンは42番だった。14巻で再登場し、ツーロン包囲戦の後にシドニー・スミスを救出させ、イギリスに亡命していた。築城の名手で、シドニー・スミスとジェッザー・パシャの応援に当たる。愛煙家であり、それが原因(煙草の火)でビクトルに狙撃され死亡。史実では1799年にペストで病死している。 ピット イギリス首相。巧みな外交と海軍力でフランスに対抗する。アウステルリッツでのフランス軍大勝利によって「第三次対仏大同盟」が崩壊し、失意のうちその数週間後に死亡した。 アーサー・ウェルズリー イギリス陸軍将軍。インド戦線で活躍した。ネルソンと一度顔を合わせた際は、その見識に感服するも人柄には不信感を抱いていた。 半島戦争に参戦し、ポルトガルにてジュノー、マッセナ、ランヌ、スルトらと対峙。敵には「インドにいた」ということしか知られておらず、実力は未知数だった。沈着冷静、粘り強く、慎重な性格で、「狼」のようだとマッセナから評された。 マッセナのポルトガル遠征時には、極秘裏にリスボン北方にトレス・ヴェドラス線(英語版)と呼ばれる堅牢な防衛線を築くと共に、焦土戦術によって大陸軍の補給に負担をかけることで、マッセナを撤退させる。 ハーディ イギリス海軍提督。トラファルガーの海戦ではネルソンの旗艦であったヴィクトリーを指揮した。死に際のネルソンに「キスしてくれ」と懇願され、その望みを叶えた。 ジョン・ムーア (John Moore) イギリス陸軍中将。教師のような几帳面な性格で、部下にミスの分析をさせる。半島戦争ではスルトらが率いる20万のフランス軍相手に、僅か2万5千を率いる。不利な状況と悪天候の中、コルーニャ撤退戦を指揮。自らは戦死するものの、部隊の撤退に成功させる。英国陸軍ライフル部隊を訓練していた。
※この「グレートブリテンおよびアイルランド連合王国」の解説は、「ナポレオン -獅子の時代-」の解説の一部です。
「グレートブリテンおよびアイルランド連合王国」を含む「ナポレオン -獅子の時代-」の記事については、「ナポレオン -獅子の時代-」の概要を参照ください。
- グレートブリテンおよびアイルランド連合王国のページへのリンク