ペニー郵便
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1839年12月5日、郵便料金が均一4ペニー郵便(Uniform Fourpenny Post)となったのを契機として、郵便制度の改革が始まった。その1か月後の1840年1月10日には均一1ペニー郵便(ペニー郵便)が開始され、グレート・ブリテンおよびアイルランド全域に宛てられた郵便はすべて一律で1ペニーで、差出人が郵便料金を支払うものとされた。数か月後には、郵便料金が支払済みであることを証明するために、郵便物に切手を貼る制度が始まった。その際発行された切手はペニー・ブラックおよびペンス・ブルーと呼ばれ、5月6日から有効となった。この他に、マルレディー封筒と呼ばれる郵便ステーショナリー(料金前納)官製封筒が発売された。 グレートブリテンおよびアイルランド連合王国は料金前納の切手を発行した世界で初めての国であり、イギリスの切手は世界で唯一、全ての切手に国名を表示していない。 19世紀末ごろ、都市部では毎日7度集配が行われ、郡部でも4度の集配が行われていた。。
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