技術移転・業務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 07:07 UTC 版)
「産業技術総合研究所」の記事における「技術移転・業務」の解説
研究成果は特許や著作権等の知的財産権として社会や企業に技術移転される。技術移転は技術移転機関(TLO)である産総研イノベーションズが担当する。さらに、産総研の研究成果をもとにする商品化の支援のために共同研究、技術指導、技術相談、技術者が産総研に一時滞在する技術研修、ベンチャー設立支援、技術開発資金援助等の各種制度を有する。 これまでヒューマノイド・ロボット、次世代半導体(SiC)技術開発、グリッド、情報セキュリティ、ナノテク、水素を中心とした環境技術等で顕著な成果が上がっている。進藤昭男によるPAN系炭素繊維の発明と技術移転や、グルコースイソメラーゼの開発など、工業化を実施するための材料開発系の基礎研究に高い能力を発揮してきた。近年はスタジアム等での新型コロナウイルス感染症予防のための調査・シミュレーション等で成果を上げている。
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