ぜん‐し【前史】
前史(明治期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 18:37 UTC 版)
「静岡県立中央図書館」の記事における「前史(明治期)」の解説
静岡県における近代的図書館の計画は、1886年(明治19年)の第3代静岡県県令・関口隆吉による自己の蔵書を中心にした公開図書館「久能文庫」であったが、関口の急逝により実現しなかった。 1907年(明治40年)、柴田普門、松岡友吉、三浦元利の尽力で、最初の公開通俗図書館・私立丁未図書館が瑞光寺内に開設されたが、1910年(明治43年)に静岡市教育会が通俗図書館を開設するにともない、蔵書を寄贈して閉館となった。さらに、同年9月、静岡市城内に設立された静岡県教育会附設図書館に合併されたが、同館は1924年(大正13年)に静岡県立葵文庫設立により閉館し、蔵書はそのまま葵文庫に引き継がれた。
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