御用聞きとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 御用聞きの意味・解説 

ごよう‐きき【御用聞き】

読み方:ごようきき

商店などで、得意先用事注文などを聞いて回ること。また、その人。「酒屋の—」

政府公用を承る者の意から》江戸時代、官から十手捕縄預かり犯人の捜査逮捕当たった民間の者。岡っ引き目明かし


御用聞き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/03 15:17 UTC 版)

御用聞き(ごようきき)とは、

  1. 訪問販売の呼び方の一種。
  2. 江戸時代の特権的な御用商人豪農の格式のひとつ。類似の御用達よりも格下とされた。
  3. 江戸時代の警察機構の末端を担った岡っ引の異称。

ここでは1について述べる。

本来は営業(御用聞き、外回りとも)が定期的に得意先を周り受注を得る、ルート・セールスを指す。

金融機関農協等の共済機関が同組合員や自営業、富裕層宅へ定期的に集金等に、百貨店・高級品専門店等が富裕層宅へ定期的に、また、新製品発売の折に、運送業が受注の多い顧客へ定期的に回る事は今でも普通に行われている。

但し、地域によって差はあるが、サザエさん等にみられる様な、酒屋萬屋等の店主、店員が定期的に得意先を周り受注を得る形は、押し売りと受け取られる面もある事などから、現在は専ら電話で注文、配達に変化している。

一方で、店頭に買い出しに行く事が困難高齢者の増加に伴い、生活協同組合等による宅配(納品時に次回以後分の発注を受け、定期巡回を行う事がある)という形で復活しつつある。

その他
  • 江戸時代から昭和期にかけての時代をドラマ化したものに多く登場し、老舗などが行うさまが映し出されている。サザエさんに出てくる三河屋が有名である。

「御用聞き」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「御用聞き」の関連用語


2
100% |||||

3
注文取り デジタル大辞泉
90% |||||

4
でか デジタル大辞泉
72% |||||



7
デカ デジタル大辞泉
54% |||||

8
刑事 デジタル大辞泉
54% |||||

9
目明かし デジタル大辞泉
54% |||||


御用聞きのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



御用聞きのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの御用聞き (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS