ありとあらゆる

デジタル大辞泉

あり‐と‐あらゆる【有りと有らゆる】

読み方：ありとあらゆる

［連語］（連体詞的に用いる）「あらゆる」を強めた語。ある限りすべての。ありとある。「—手段を尽くす」

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ありとあらゆる

出典:『Wiktionary』 (2019/10/05 01:39 UTC 版)

連体詞

ありとあらゆる【有（り）と有らゆる】

1. 存在する全ての。「あらゆる」を強めた言葉。ありとある。
   • 上人のような高徳の聖でさえ、此の山へ逃げて来られる以前には、有りと有らゆる浮世の煩悩に苦しめられて、其の絆を断ち切るまでに、長い間の観行を積まれたのだそうである。（谷崎潤一郎「二人の稚児」）〔1918年〕^[1]
   • なるほど火薬も航空機も電波も原子力も、そのほかありとあらゆる科学者の発見発明がこの戦争に応用されはしました。（永井隆「ロザリオの鎖」）〔1948年〕^[2]
   • 英国、ドイツ、フランス等においてほとんどありとあらゆる百貨店を見て廻りましたが、東京の三越ほど賑かに繁昌している百貨店は一つも見受けませんでした。（相馬愛蔵「私の小売商道」）〔1952年〕^[3]

翻訳

• 英語：all, any and all, each and every, every, every possible

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「ありとあらゆる」の例文・使い方・用例・文例

• ありとあらゆる方法
• その店にはありとあらゆるサイズと色の商品があった
• ありとあらゆる手段
• この地域にはありとあらゆる店がそろっている
• 当店はありとあらゆるカテゴリーの商品を取り揃えます
• ありとあらゆる選択肢
• ありとあらゆる人
• 彼は逃げるためにありとあらゆる手段を捜した。
• 彼は深刻な問題がある上に、ありとあらゆる型の人間を相手にしなければならなかった。
• 私はありとあらゆる方法をやってみました。
• 私はありとあらゆるお金を必要としている。
• 考えられる限りでのありとあらゆる手段。
• 現代社会はありとあらゆる情報があふれている。
• わたしはこの図書館のありとあらゆる本を読んだ。
• 彼女は彼を納得させるためにありとあらゆる手練手管を使った.
• まったくありとあらゆる本にレッテルを貼った.
• ありとあらゆる人生経験に及ぶ.
• ありとあらゆる方法.
• 私が背中を向けるやいなや, 彼はありとあらゆるいたずらをした.
• ありとあらゆること.