【電子戦】(でんしせん)
electronic warfare
電磁波を味方の保護のために用いて敵の力を抑制する技術であり、技巧のこと。
主に、ESM、ECM、ECCMの三分野から成り立つ。
また、ステルス技術も広義的には電子戦の一種である。
関連:電子戦機 チャフ SIGINT ELINT COMINT
電子戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 08:22 UTC 版)
電子戦(でんしせん、英: Electronic Warfare, EW)は、電磁波にまつわる軍事活動を意味する。
注釈
- ^ スピンオフした電波に関わる軍事技術の例として、電子レンジ、OFDMやスペクトラム拡散がある。
- ^ 電子機器を利用した新兵器の例に、ステルス戦闘機やイージス・レーダーのようなフェーズド・アレイ・レーダーがある。
- ^ 電磁波とは電界と磁界が連鎖的に伝播させる一連の波のことであり、電波や光波、紫外線や赤外線などは全て電磁波の一種である。電磁波はその周波数によって分類される。通信、レーダー、航法装置などに用いられる電波はその波長が1ミリメートル以上の電磁波であり、また光通信や赤外線映像装置などに用いられる光波は波長が1ミリメートルから100オングストロームの電磁波である。
- ^ 令和元年版の防衛白書では電子防御の例としてステルス化を挙げている。ステルス技術を電子攻撃に含めるのは米空軍の分類であることに注意。
出典
- ^ アメリカ空軍テストパイロット学校 (1989年3月). “CHAPTER 6 - ELECTRONIC COMBAT SYSTEMS” (PDF) (英語). 2013年7月11日閲覧。
- ^ 防衛技術ジャーナル編集部「第10章 電波電子戦」『防衛用ITのすべて (防衛技術選書―兵器と防衛技術シリーズ)』防衛技術協会、2006年。ISBN 978-4990029814。
- ^ デビッド・アダミー『電子戦の技術 基礎編』東京電機大学出版局、2013年。ISBN 978-4501329402。
電子戦
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